口臭を「抑える」のではなく、根本を抗生物質で「抑制」する方法 | Quality Of Life

口臭を「抑える」のではなく、根本を抗生物質で「抑制」する方法

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口臭を「抑える」というと、口臭を予防する歯磨きや、マウスウォッシュ、サプリメントやお茶、食べ物等色々ありますが、根本を「抑制」方法があるのを御存知ですか。

それは、「抗生物質」です。

「抗生物質」とは、ある特定の微生物に対して効果を発揮してその増殖を抑える物質を指します。

例えば、「抗ウイルス剤」といえば、ウイルスの増加を防ぐ薬になりますし、「抗がん物質」といえば、癌細胞の増殖を抑えるものとなります。

今回の口臭に関しては、細菌の増殖を抑えるものなので「抗菌(生)剤」が対象になります。

驚くべき事に、口の中には常時約200種類もの細菌が、合計で数億個生きているそうです。

なんとなくムズムズする話ですね。この細菌が口の中の残存物質(食べかす等)を分解して生きている訳ですが、この分解時に臭い物質を発生させてしまいます。

これがいわゆる口臭の原因となります。

これらの細菌は、主に酸素が嫌いな細菌で「嫌気性菌」と呼ばれていますが、この嫌気性菌に効く抗生物質があるのです。

商品名を「フラジール内服錠(溶液)」、一般名を「メトロニダゾール」といいます。

ちなみに医師の処方箋が必要なお薬、いわゆる医療用医薬品には、商品名と一般名というものが存在し、一般名が同じでも商品名がいくつかあるお薬も存在します。


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実を言うとこの薬剤は日本において、トリコモナス感染症とヘリコバクター・ピロリ菌の二次除菌の適応しか持っていません。

適応を持っているとは、その治療には使っていいよと厚生労働省で決められており、保険がきく適応との事です。

つまり、口臭には適応がないという訳です。

「私ピロリ菌がいるのかしら」と御心配なさらないように。

この薬剤に係らず、どの薬に関しても副作用が存在する事は御存じかと思います。

この薬剤に関しては、悪心(胸やけみたいなもの)、嘔吐(吐き気)、頭痛、発作、失神、その他の中枢神経系の反応および末梢神経障害がまず、第一に副作用としてあげられます。

また、皮疹(皮膚の湿疹)、発熱等も挙げられます。

二日酔い症状に似ている事もあるそうなので、この薬を飲んでいるときは飲酒を控える事が大事です(副作用かどうかわからないため)。

また、ワーファリンの効果を強めてしまいますので、心臓疾患や脳血管疾患を起こした事がある方でワーファリンを飲んでいる方は医師と相談してください。

基本的には、ワーファリンを止めることはできないと思いますので、残念ながらフラジールは服用できないと思います。

また、妊産婦も服用はなるべく避けた方がいいと思われます。

授乳中の方は、この薬を飲んでいる間は授乳を中止しなければなりません。

基本的には、この薬剤は医師の処方がなければ服用することが不可能ですので、

服用される際は、自分の情報(服薬している薬、既往疾患、妊娠の有無など)をしっかりと話して、医師の指示を仰いでくださいね。

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