最近、猫も杓子も「筋トレ」ということを口にしているような気がしてなりません。
マラソンをするために「筋トレ」、ダイエットに「筋トレ」、今度はバストアップのための「筋トレ」なんて!
本当に「筋トレ」をしてバストアップ効果があるのでしょうか?
そもそも、私達の乳房とはどのような仕組みになっているのでしょう?
私達の乳房、すなわちバストは柔らかい脂肪と乳腺組織によって出来ていますが、もともとは大胸筋と呼ばれる筋肉が土台になっています。
その土台に脂肪と乳腺組織が皮膚に包まれる形で乗っているのが「バスト」なんです。
ここで強調したいのが、私達のバストの9割は脂肪で出来ている、ということです。
バストは脂肪で出来ているのですから、そのまま何もしないでいれば下へ下へと垂れてきます。
バストが垂れることで、形が悪くなったり弾力性がなくなってきたりすることは想像に難くありません。
若いうちはいいのですが、やはり年齢を重ねてくると悲しいことですが胸の形が変わり、皮膚のハリもなくなりますよね。
特に出産をして授乳をした胸はどうしてもハリがなくなってしまい、胸が垂れさがってしまいます。うーん、やはり年齢には勝てないのでしょうか?
でも、あきらめてはいけません!
バストの土台を作っている大胸筋を鍛えることでこの「胸の垂れさがり」を防止することができるんです。
筋肉を発達させることで、バスト形作っている皮膚にハリがでてきますし、バストの土台がしっかりするので垂れさがりを防止する効果も期待出来ます。
特に大胸筋の発達に従ってバストの位置が上にぐっと上がってくるため、バストの見た目が変わってくることも多いです。
なるほど、バストアップのためには筋トレが効きそうですね。
でも、大胸筋を鍛えるバストアップはどのようにトレーニングしたら良いのでしょうか?一番お手軽で確実なのは腕立て伏せです。
そう、学校の部活でやって腕立て伏せは実はバストアップ効果が大きな筋トレだったんですね。
腕立て伏せは体力がなくてちょっと・・・と言う人は膝をついて腕立て伏せを行うことをおススメします。
実は、この大胸筋を鍛える筋トレは腕立て伏せの他にも両手を胸の前で合わせプッシュする、壁を押す、という比較的簡単な動きで出来てしまうのが特徴。
ジムに行ったり、高い筋トレ器具を買う必要もないんです。
最後に、筋トレというのはなかなか効果が出にくい、ということが知られています。
特に女性は男性と比べて筋肉がつきにくいことは常識です。
ですから、この大胸筋を鍛える筋トレは時間がかかるということを忘れずに。
毎日コツコツとバストアップのために腕立て伏せを続けることがポイントですよ。