よく「恋をすると胸が大きくなる」と言いますよね。
確かに誰かを好きになった時に感じる胸のときめきやドキドキ感といったものはバストアップに効くような気もしますが、いったいこれはどういうことなのでしょうか?
人間の脳というのは不思議なもので、外界から感じるストレスや環境の変化に対して敏感に反応するように出来ています。
女性が恋をする、というのは「子孫を残すチャンス!」と脳が判断するということ。
つまり脳は身体に対して妊娠や出産をしやすいように準備しておいてね、と命令するわけなんです。
ですから、恋をすると妊娠や出産といった生殖機能に働きかけるホルモンの働きが活発になるというわけ。
恋をすると活性化するホルモンの中で代表的な物がエストロゲン。
生殖機能に働きかけることはもちろんなのですがエストロゲンはバストアップさせるホルモンとして有名。
ですから恋をすると胸が大きくなるというのは根拠のある話といって良いでしょう。
それでは「失恋して胸がしぼんだ・・・・」という話はどうでしょう?
恋をして胸が大きくなるのですから、失恋は胸を小さくするの?
そんな疑問がわいてきますよね。
失恋をした時に分泌されることが分かっているホルモンの中で代表的なものはセロトニンです。
セロトニンというのは鬱症状を緩和し、感情をコントロールする働きが知られています。
うつ病のお薬などで有名ですよね。
このホルモンはどうやら「胸を小さくする」「胸をしぼませる」という働きはありません。
セロトニンが胸を小さくしない、と安心するのは早いですよ。
失恋というのは非常に大きな精神的ストレスになりますよね。
特に、失恋した後は過ぎ去りし薔薇色の日々を思って涙を流しながら、悶々と眠れない夜を過ごすことも多いかもしれません。
そう、失恋は不眠の原因にもなるんです。
バストケアのためには睡眠というのは非常に大切です。
なぜなら、睡眠中に成長ホルモンや女性ホルモンが分泌されるからです。
したがって、失恋によるストレス、不眠といった現象は「胸を小さくする」可能性が大きいのです。
なるほど、恋愛するとバストアップ、そして失恋するとサイズダウンなんですね。
それならば、よりよいバストケアのためには何時も素敵な恋愛をしていたいものです。
ちなみに「恋愛」には生身の男性だけでなく、憧れの俳優さんや、イケメン男性アイドルにときめくことも含まれるとか。
いつまでも自分の心をオープンにして、素敵な「恋愛」をすることは実は美容に良いことだったんですね。