バストの大きさにコンプレックスを持ったことがある女性なら、誰しも1度は頭をよぎったことがあるのが、豊胸手術ではないでしょうか。
でも、体にメスを入れることにはやはり抵抗を持ってしまうもの。
しかし、豊胸手術のメリット、デメリットをしっかり見極めれば、理想の大きいバストを手に入れることができるのが豊胸手術の魅力です。
エクササイズや食事療法、マッサージによるバストアップは時間と手間がかかってしまい、効果を実感する前に諦めてしまう人も多い。
豊胸手術の最大の魅力は何と言ってもその即効性です。
しかも、バック式というシリコンバックや生理食塩水を挿入する方法であれば、理想の大きさ、形のバストを手に入れることができます。
また、年齢に関係がないのも大きな魅力です。
いろんなバストアップ法はあるものの、年齢を重ねるごとに自分の力では効果に限界があるのも事実です。
豊胸手術はそういった悩みを持つ女性にはぴったりと言えるでしょう。
さらに、脂肪注入法であれば、自分の体の要らない脂肪を吸引し、それをバストに注入するのですから、まさに理想の体を手に入れることができるかもしれません。
その一方で、デメリットと思われることももちろんあります。
最も大きな心配は、体にメスを入れること。
バック式ではバストのアンダーや脇の下などに、3センチ05センチ程度の傷がつくことは避けられません。
ただし、この傷は半年から数年で消えます。
脂肪注入法やヒアルロン酸注入法であれば、メスを入れないため、傷跡が残ることはありません。
バック挿入や手術による痛みのリスクもあります。
これは手術後、数日続くと言われています。
また、バック式の場合はバックの入れ替えもあります。
入れ替えの時期はバックの内容やクリニックによっても異なるので一概には言えませんが、永久的に効果があるわけではないという点は知っておきましょう。
次に気になるのは費用と手術時間。
豊胸手術のプチ整形と言われるヒアルロン酸注入で、手術時間は30分程度。費用は5万円程度からというのが一般的です。
ただし、自分の体のことですから、安易に値段だけで決めてしまうことは避けたいですね。
最後に、理想の体型を手に入れるということに気を取られ忘れがちですが、女性なら必ず考えておきたいのが授乳のリスク。
しかし、手術によって乳腺を傷つけることはありませんので、授乳にはほとんど影響はないでしょう。
女性にとって豊胸手術は最後の手段と思われがち。
しかし、コンプレックスを抱えながら生きることを選ぶか、理想の体型を手に入れて生きるか、という視点で考えれば、豊胸手術も1つの有効な手段と言えるでしょう。
もちろん受ける前には下調べを行い、クリニックでカウンセリングを受けるのは当然のことです。
せっかく理想の体を手に入れるのですから、それだけ自分の体を大切にすることも忘れずに、決断しましょう。