日本人の90％以上はニキビになったことがあり、中学生の72％、高校生の73％には何らかのニキビがあるというデータがあります。
これだけ多くの人が悩んでいるためか、ニキビに効果があると言われるような商品などが巷には溢れかえっています。
ニキビは時期がくれば治ってしまう人が殆どですが、大人になって急に大人ニキビができるという人もいてまちまちです。
ニキビには洗顔が有効だということは、ほぼ皆知っていることだと思いますが、
大人になって再発した人がティーンの時と同じ洗顔や対処をしてしまうのは間違っているケースもあります。
これらの洗顔方法や石鹸、洗顔フォームなどの有効性や情報をもう一度おさらいしてみたいと思います。
ニキビ対策の洗顔石鹸や洗顔フォームは、価格がそこまで高くないこともあり、
色々試すことが出来ますから、いくつか試してご自身の肌にあう石鹸、洗顔フォームを見つけてください。
一過性のニキビだと甘く見ず、きちんとケア方法を見直してみてはいかがでしょうか。
ニキビは洗顔と保湿が命です
ニキビには、都市伝説かと思われるようなものや、一体誰がそんな説を流布しているのだろうと首を傾げるようなものがあります。
私の学生時代は、塩で洗顔するのが良いなどという、嫌がらせのような噂がありました。
試した人は多いはずで、私もその一人ですが、塩がしみて痛かったことといったらありません。
でも、悩んでいると試したくなるのが心理です。
そして、友人たちの間では、「良薬は口に苦し」というように、効果のあるものはきっと痛いんだろう、というトンデモない解釈をしていた記憶があります。
昔は、現在のようにインターネットが主流ではなかったので雑誌や友人・知人の話などが情報源でしたので、とんでもない話が流通していたのでしょう。
さすがに、現在ではそこまで間違った情報はネット上でも流れていることは少ないでしょう。
ただし、ネットの怖いところはその情報の流通の速さと真実かどうかを見極められないところです。
化粧品メーカーなどの情報は、そのメーカーに良いように書かれているでしょうし、かといって誰が書いたか分からない情報も怖い、
となるとどの情報を信じて良いのか右往左往してしまいます。
ここでは、皮膚科の先生に聞いたこと、皮膚科のニキビ治療のために書かれた本などをベースに、
様々なメーカーのホームページや商品情報を参考に、ニキビに有効な洗顔方法と保湿方法を中心にまとめてみました。
ニキビに効果があると言われている成分や、洗顔料に含まれている成分などニキビに悩む人が洗顔料を選ぶ際に参考になればという思いを込めています。
さらに、騙されやすいような表現や、ニキビには洗顔も大事ですがその後の保湿も大事だということを強調しています。
ティーンでは受けられないような高額な治療も後半では少し紹介していますが、皮膚科の先生曰く、「親が連れてきて、受けている中学生もいるわよ。」とのこと。
特に女の子のお肌は親なら気になりますよね。日本人の肌が少しでもキレイになるよう、正しい洗顔と保湿がされるように願いつつ・・・。