パスタというとスパゲティを思い出すかもしれませんが、パスタの語源はイタリア語で「練る」ということだそうです。
ということで、洗顔パスタというのは、食べ物のパスタで洗顔するということでは決してなく、その洗顔料の成り立ちが「練られた」ものという意味です。
洗顔パスタはイオウの粒子を練りこんだクリームであることから「洗顔パスタ」という面白いネーミングになったそうです。
さて、洗顔パスタは非常に古くからとても売れているようです。
この場合は、プロモーションで売れている路線を採用しているわけではなく、着実に信頼されて効果があるので地道に売れ続けているという表現がピッタリです。
そもそもイオウは、ニキビにとても効果があるので、当然と言えば当然です。
イオウには独特の匂いがりますが、角質剥離作用があり安価なので思春期のニキビには非常に人気があると思われます。
ただし、大人のニキビには乾燥させすぎる可能性が非常に高いので、気をつけたほうが良いと思います。
どちらかというと、思春期の男の子の脂浮きやベタベタを解消するのに非常に良いようです。
ニキビにも効果アリな酵素洗顔
ニキビに効果がある洗顔を探していると、酵素洗顔が一度は気になったことがありませんか？
私も、学生時代酵素洗顔を試したことがあります。
酵素には、たんぱく質や脂肪を分解する働きがあり、細胞の新陳代謝が促進され細胞の生まれ変わりを助けるといいます。
パパイン酵素が入った洗顔料には、ニキビにも効果があると謳っています。
パパイン酵素のたんぱく質分解作用が、まず毛穴を開いて油を分解して取り去り、ニキビの原因を取り除いてくれるというそうです。
主に酵素洗顔では、たんぱく質を分解することで、肌の角質を除去することが人気の要因のようです。
洗い方にもよりますが、酵素洗顔は取り立てて刺激が強いわけでもないようですのでニキビ肌の人にも安心して使えそうです。
けれども、ニキビを改善したりする効果はなさそうですので、過剰な期待は禁物です。
もちろん、他の洗顔料を使ってもニキビが劇的に改善したりする訳ではないので、
効果を期待しすぎずに、自分に合った洗顔を探すには試してみる価値も大いにあるでしょう。
ニキビに効果があるパパイン酵素は洗顔以外にも！
パパイン酵素は、青パパイヤから抽出されます。最近では、青パパイヤのサラダなど、
果物として食べる完熟した黄色いパパイヤ以外のパパイヤも随分お馴染みになってきました。
完熟したパパイヤも美味しくて、健康に良いですが、消化酵素を多く含んでいるのは未熟な青いパパイヤです。
この青パパイヤには、ニキビに効果的なたんぱく質分解機能があるプロテアーゼが含まれており、老廃した細胞だけを強力に分解するという嬉しい機能があるそうです。
また、このパパイン酵素は、一種のピーリング効能があると言われていて、洗顔以外にも最近で入浴剤、さらにはサプリメントなどで人気があるようです。
ちなみに、パパイン酵素はいぼや魚の目を取るのに利用している国もあるそうです。
ニキビには、パパイン酵素がたんぱく質に働きかけて肌の角質を除去することで効果を発揮するようですが、パパイン酵素を含むパウダー洗顔料では泡立ちにくいものもあるようです。
泡立ちが悪いとついゴシゴシ洗ったりとすることになりますので、刺激を与えないようにすることも重要ですね。