ニキビは青春のシンボルと言われているように、ニキビの平均発症年齢は13歳頃です。
男女で性差があり、男性が13歳のピーク時を中心に10歳から18歳ほどまでに集中していますが、
女性の場合は20歳を過ぎても「突然ニキビができた」ということがあります。
この大人になって突然できる大人ニキビはあごから首にかけて、大きくて赤いニキビが広範囲にできるという特徴があり、月経前にひどくなるケースが多いそうです。
実は、私も数年前に突然このひどい大人ニキビが突然できました。
当時は仕事が忙しく、睡眠時間も短ければ、ストレスもたまっていましたが、何が原因かは結局判明せず皮膚科に行っても、あまり良くならず数ヵ月後にすーっと突然治りました。
後に、婦人科の先生に聞いたところ、低用量ピルなどの服用で治ることもあると言われました。
大人ニキビの原因は、男性ホルモンが過剰に出ることと関係があるからだそうです。
ただ、ニキビが出来たからといって婦人科に行くという発想はしないので、皮膚科の先生に言われない限りは知る由もないのですが・・・。
大人のニキビ対策
大人になると、ニキビ対策には非常に有効な「レーザー治療」や「ケミカルピーリング」という一手が使えます。
治療費が高いので、ティーンには少し厳しいですが、ケミカルピーリングは、即効性があり治療効果も高いため、皮膚科医の間での治療満足度も非常に高いです。
ケミカルピーリングは、古代エジプトでクレオパトラが皮膚を滑らかにするため乳酸が入ったお風呂に入っていたと言われているほど古い歴史を持っています。
現代では、ニキビのほかしみやアンチエイジングのために使われていますが、保険適用外の治療ですので費用が高いのがネックですね。
また、効果が高い反面、治療にあたり注意すべきこともたくさんありますので、信頼のおける病院で受けましょう。
レーザー治療は特に炎症性のニキビに有効ですが、痛みやダウンタイムが長いこと、保険適用外のため治療費が高いことが欠点です。
また、大人になると仕事や飲み会などで不規則な生活になりがちですので、治療だけではなく予防がとても重要です。
一番にしなければならないニキビ対策は、ちゃんと眠ることとバランスの良い食生活、という人が多いかもしれませんね。