自宅で出来る!アトピーの簡単治療法と生活上の注意点

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アトピーの治療を調べる上で、必ず注意すべきことがあります。それは、インターネットで紹介されている、治療プログラムを安易に信用しないことです。

これらは、アトピービジネスと言ってほぼ確実に詐欺の可能性があります。基本的な手口は、誰でもできる・簡単・手軽などの謳い文句を使い、高額商品を売りつける方法です。

アトピーの辛いかゆみを治せるといった弱みにつけこむ方法が主流です。そのため、簡単に信用せずに、専門医に相談するべきでしょう。

ですがそうは言っても、現実問題かゆみがひどくて如何ともしがたいという人もいると思います。

そこで今回は、自宅療法の観点から、私生活でアトピーの症状を抑えるのはどうすればいいかについて解説していきます。

なお、ステロイドについて触れません。あくまで、薬に頼らずに症状を緩和する方法について考察します。

ここでいうアトピーとは、アトピー性皮膚炎についての狭義的意味で使用しています。

合併するアレルギー症状についても割愛しています。

アトピー患者の私生活での目標はアトピー体質自体を治すことになります。

アトピー体質そのものを改善し、アレルギーを起こさないような体に戻すことが最も重要なテーマになります。

まず、汗についてです。アトピー患者は運動をしてはいけないと考えている人がいますが、大きな間違いです。

適度な有酸素運動は、体質改善に必須です。

ただし、極端な運動や激しい無酸素運動は禁物です。アトピー体質の人は自律神経に異常があることが多く、発汗量をコントロールできない、もしくは汗が著しく少ない場合があります。

汗はかくこと自体はいいことですが、放置してはいけません。

汗をかいたら迅速、かつ、こまめに拭き取ることです。汗の成分は、かゆみを引き起こす原因となるためです。

汗をかくこと行為は、体の自律神経を調整する役割があるので、問題ないのですが、汗の処理ができていない人が多いのです。

服の洗濯は、合成洗剤を使ってはいけません。合成洗剤に含まれる界面活性剤は、皮膚表面を損傷し、バリア機能を無効化して有害物質を体に侵入させてしまいます。

その結果、新たなアレルギーを引き起こす原因になります。洗濯は可能な限り石鹸や合成洗剤以外の洗剤を使用しましょう。

使用する寝具は、通気性に優れるもの、理想は綿、麻等の繊維質の素材です。

避けるべきものは羽毛、羽根布団、ホコリを立たせる素材もNGです。

また、布団よりもベッドの方が睡眠時にホコリを吸い込むことが少ないのでオススメです。

そして、寝ているときは汗をかきやすいので、タオルや着替えを用意しておくことと、寝具はダニの温床になりやすいので、こまめに干すことです。

そして最後に食事です。

食事は、アレルギーの発症リスクを含んでいるので、原則として同じものを食べ続けないこと、動物性タンパク質を取り過ぎないこと、乳製品を控えることの3点です。

当たり前ですが、朝、昼、夜の3食を決まった時間に取ることです。

これは、体内の自律神経を整える効果があります。

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