アトピーに悩まれる方の中には、ニキビとの混合肌で複数の肌トラブルに悩まされている人もいます。
アトピーとニキビでは必要とする対策や肌に必要なものが異なるので、日々のケアに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
今回は、アトピーとニキビ、2つの肌トラブルに悩む方に必要なケアをご紹介したいと思います。
じゅくじゅくしたアトピーとニキビではどちらも肌を乾燥させることが必要なので、症状別の対策にはさほど頭を悩ませずに済みます。
しかし、乾燥性敏感肌のアトピーとニキビでは肌に必要となるものが保湿と乾燥という正反対のものになるので、少し対策を考えなくてはいけません。
アトピーの乾燥性敏感肌は肌全体の上で起こっているものなので、肌の保湿はしっかり行うことが必要不可欠です。
ニキビはスポット的に乾燥が必要なので、お医者さんなどで処方された薬などを使って部分的なケアをすることになります。
具体的には綿棒などを使い、ニキビの部分だけにお薬を付けるとよいでしょう。
アトピーの塗り薬も同様です。
同じ体の箇所に症状が混合して起こっている場合、面倒でもスポット的に薬を湿布することが必要となります。
肌に刺激を与えずに様々な肌トラブルに効果をあげるもの、それが「にがり」です。これはスーパーのお豆腐やさんなどで安価で手に入れることが出来ます。
にがりは腸や胃のトラブルのほか、フケやかゆみ、湿疹など体内外問わず体の持つ様々なトラブルによく効きます。
にがりを薄めて作った「にがり水」で肌の保湿と殺菌をして、その後に部分別に薬を湿布する。
それだけのケアでも一ヶ月もすれば肌は見違えるほど変わっていくでしょう。
そして更に忘れてはならないのが「セラミド」の補充です。
セラミドは肌の角質を守り、外部の刺激から肌を防御してくれるなくてはならない肌の守り番です。
セラミド入りの保湿剤や入浴剤を使って敏感な患部に必要な成分を補ってあげましょう。
敏感肌用の化粧水やボディクリームなども最近では多く販売されているので、ニキビとアトピー、
両方のトラブルから肌を守るために今使っているボディケア商品を一度見直してみましょう。
症状が異なる二つの肌トラブルを短時間で一気に解決するのは容易ではありません。
しかし、一週間後一ヵ月後日々のケアの結果に肌はちゃんと答えてくれます。
今日からできる小さな一歩、あなたも始めてみませんか?