口の中がネバネバしたり、口臭が気になるようになってくるのは、歯周病の一つの指標です。
それを目印にして、歯周病予防の為にブラッシングをしっかりしたり、歯間ブラシを使ったりするのでしょう。
ただ、ブラッシングでしっかりとプラークを落とした後は、口内環境をより良くしたほうが、自浄作用が働いて、歯周病の予防に効きます。
その口内環境をより良くする方法の一つがうがい薬です。
色々なうがい薬がありますから、それをブラッシングの後に使用すれば、さらに歯周病菌を殺菌することが可能でしょう。
そしてもう一つがサプリメントです。
サプリメントというと、ビタミン剤のようなものを思いつくかもしれませんが、歯周病に効果があると思われるサプリメントも存在します。
それは乳酸菌が配合されているサプリメントです。
乳酸菌は、実は歯周病菌を減らす効果があるとされているのです。
ですから、口の中で転がすことで、乳酸菌を口内に広げて、歯周病菌を除去するというサプリメントがあるのです。
口臭にも効くということですし、歯周病で口臭が気になる人は使ってみるといいかもしれません。
当然、ビタミン不足や栄養がかたよっている場合にも、歯周病の可能性は高くなりますから、ビタミン剤などのサプリメントを服用することもいいでしょう。
これは歯周病だけではなく、体全体の調子を整えるためにも必要でしょうが。
ただ注意したいのはサプリメントというのは飲むだけで治る、そういう特効薬ではありません。
ビタミン剤もそうですが、あくまで補助的に使われるものです。
歯周病を予防・治療するためにはやはり歯科医に定期的に通うこと、そして歯磨きを忘れずに、正しいブラッシングをすることでしょう。
そこにサプリメントが加わることで、より効果的になる、そういうものだと考えたほうがいいでしょうね。