子供の頃、歯茎に膿がたまったことがあります。
プクっとできもののように膨れて、その中に膿が溜まっていました。
最初は物珍しいなぁと思って触って遊んでいたのですが、実はそれは良くなくて、どんどん大きくなっていきました。
怖くなった私は、痛くなる前に歯医者に行って切除してもらいました。
幸い、なにもそれから再発することは無いのですが、歯茎に膿がたまるということに驚きました。
しかし大人になってからは歯の中に膿が溜まるというのは、よくあることだということを知りました。
それは歯周病です。歯周病になれば、多かれ少なかれ、歯の周辺で膿が放出されるので、それによって炎症を起こしたり、歯をぐらつかせたりするということを知ったのです。
またそれらの歯周病は子供の頃よりも大人になってからのほうが多く発症するということも聞きました。
歯周病患者の多くは40代以上で、そのうち8割を超える人達が歯周病にかかったことがあるという程だと言います。
それくらいメジャーな病気なのでしょう。
そして歯槽膿漏という言葉も大人になってから知りました。
歯槽膿漏はその名のとおり、膿を放出する病気です。
歯槽と呼ばれる歯を支えている部分に膿がたまったり、膿が放出されることで歯槽の骨や歯茎がとかされていって、歯がぐらついてしまうものだそうです。
こうなると、歯を抜かざるを得なくなるという風に聞きました。
私が子供の頃に経験した歯茎に膿がたまるというのも、歯周病の一種だったのかもしれません。
そして膿がそのまま増えていって、歯の周囲に放出されるようになっていれば、歯槽膿漏になっていたのかもしれません。
早めに切除したことが幸いだったと思います。
皆さんも膿があれば、すぐに出すことをおすすめしますよ。