歯周病の治療は早ければ早いほどいいのは常識になってきたと思う。
しかし「じゃあ歯周病かどうかってどうやって判断したらいいの?」という風に思う人も多いだろう。
それなら簡単に家で出来るチェック方法を紹介したいと思う。
まず第一に歯茎から血が出るかどうかだ。
歯磨きをしているときに少し歯茎の方を軽めに磨いてみよう。
そこで血が出るような部分があれば、歯周病の疑いアリだ。
もうひとつは歯ごたえのあるものを食べたときに、出血するかどうかだ。
りんごが代表的だが、同じように歯ごたえのあるものを食べたとき、出血するかどうかを見て欲しい。
次は歯の間にものが挟まりやすくなったかどうかだ。
歯と歯の間というのは歯肉炎になりやすい場所なのだが、そこにものが挟まりやすくなったということは、歯がぐらついている証拠になる。
そして同じような理由から、歯が長くなったような気がする人は歯周病の可能性が高い。
歯が長くなるのは歯茎から歯が露出している歯周病の典型的な症状だからだ。
歯について言えば、ぐらついているかどうかも非常に大きなチェック項目だ。
歯がぐらつくということは、歯肉炎などになって、歯が支えられなくなっている可能性が高い。
それ以外では口臭のチェックというものがある。
歯周病になると、実は病的口臭というものが発生して、息が臭くなる。
焼肉などを食べていないのに、息が臭いと言われたら、歯周病を疑ったほうがいいだろう。
他にも歯が浮いているような気がしたり、歯磨きをしない日が続いたり、口の中が朝ねばつくというようなこともチェック項目だと言えるだろう。
もしいくつかのチェック項目に当てはまるという人が入れば、早めに歯周病の治療に行くべきだろう。
近くの歯医者に相談することがベターだ。