あなたの口のニオイ、もしかしたら癌かも?

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癌と口臭に関係があるのか?

と言うと突拍子も無いですが……癌患者にありがちな口臭があるのは確かです。

ここでは、順を追ってそれが何故発生するのかを見ていきたいと思います。

日本の死因ランキングでも、非常に高い順位を誇っている癌。

一般には不治の病と言われがちなこの癌は、細胞のDNAが傷ついたことで異常になった癌細胞が増殖し、本来の細胞の働きを阻害してしまうという病気です。

この癌を治療するにあたって取られる方法は大きく分けて二つ有ります。

まず一つ目は、直接手術を行うことです。これは、早期発見できている場合に取られ、場合によっては感知することもあります。

そしてもう一つは、抗癌剤を使った治療です。

これは発見が遅れていたり、患者の体力的に手術に耐えられないと判断された場合に取られます。

そして、この抗癌剤治療には多くの副作用があると言われています。

有名なのは脱毛ですが、あまり知られていない副作用として、口臭の発生があります。

抗癌剤の一種には、強い殺菌作用を持ったものがあります。

これは、悪性の細菌だけではなく、善性の細菌までもを殺してしまう強力なものです。

そのために様々な副作用が発生するのですが、そのなかで口臭に繋がるのは、腸内の善玉菌を殺してしまうということです。

腸内には悪玉善玉様々な細菌がうじゃうじゃいます。そしてこの善玉菌は、腸の調子を整えるのに非常に大きな役目を担っています。

これが抗癌剤によって殺されてしまうと、腸の働きが低下します。

では何故腸の働きが低下すると口臭になるのか。

それは、体内に入ってきた悪性物質の分解を腸が担っているためです。

多くの悪性物質は胃腸によって分解されて、尿や便として排出されるのですが、腸の調子が悪いと、

これらの一部が体内に残留してしまうために、回り回って口臭として反映されてしまうのです。

つまり、癌自体に特有の口臭はありません。

(大腸がんの場合はこの限りではありません)が、抗癌剤治療を行っている場合には、副作用として口臭が発生することが考えられます。

もし酷いようなら、担当の医者に相談してみるのが良いでしょう。

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