人と関係を持って生活していく以上会話というのは欠かせない要素です。
専門家が調べるところによると、会話以外の要素が6~7割を占めていると言いますがボディーランゲージだけで話すわけではありません。
話す事に上乗せされて他の要素があるわけです。会話の時に気にするのが、自分の話術の巧緻さ以上に口臭という前提条件があります。
人と会話していて自分の口臭が気になればそれどころではありませんからね。
口臭の原因は多岐に渡ります。舌や歯を清潔にしていなかったり、食べ物が要因であったり、病気やストレスが原因という場合もあります。
その他にも自分の口臭は人を不快にさせているのではないかという精神的要因、加齢によるもの、対処しづらい生理的な問題。
精神的な要因の中には、以前口臭が臭っていたが治療の末、完治したが今でも臭うのではないかと思い詰めていたために本当に口の臭いが悪化してしまった、なんて事例もあります。
エチケットとして心の隅にとどめておく程度は良いのですが、気にし過ぎは禁物です。口臭はきちんと対策していれば大丈夫な代物なのです。
ではどういう対処の仕方をすれば良いのかお教えいたします。
一番の要因として口が渇いていると言う事があげられます。
正常ならば口腔内に唾液が出ているので、口臭の原因となる細菌を殺してくれます。
しかし加齢により、新陳代謝が弱くなるため唾液の分泌量が減少したり、緊張により口の中が渇いたり、睡眠中唾液が出にくくなるという生理的な要因により、口内は渇いてしまいます。
睡眠中、特に口呼吸をする人は渇きやすいですので、普段から鼻呼吸を意識する、という対策が立てられます。
しかし生理現象なので基本的に後出しの対策しかできません。
それと違い緊張状態や加齢によるものは意識して対策を講じれば大丈夫です。
例えば、こまめに水分を取って口内を潤わせたり、ガムを噛んだりすれば効果があります。
しかし、このように飲食が出来ない場合は何か柑橘系などの酸味のあるものを想像して唾液の分泌を促すという手段を試してみましょう。多少は口臭が緩和できるはずです。
口臭の原因には内臓の不健康や、酒タバコなどの不摂生によるものなどもあります。
歯磨きを丁寧にして、規則正しい生活をして、エチケット用品を用いればほとんどの方は大丈夫だと思います。
それでも治らない人は気軽に歯科医院などで見てもらうといいでしょう。