ストレスによる口臭。そのニオイの原因と対策方法

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現代社会で生きる誰もが少なからず抱えているというストレス。

これは、心的圧迫によって心が摩耗している状態を指します。

このストレスは、貯めこみ続けると様々な弊害をもたらします。

昔から心身症と言われるように、心の状態というのは身体の状態に直結しています。

そのため、このストレスを貯め続けると、その分どんどん体調に変調が訪れるのです。

そしてその中で、ストレスを原因とした口臭が現れることがあります。

ストレスを感じると、溜め込んでいなくてもまずその場で起こりうることがあります。

それは、交感神経が興奮して、心拍や血圧の制御が上手くいかないことで、唾液の分泌が減ってしまうことです。

唾液は口内の細菌の繁殖を抑える作用を持っていますので、この唾液の分泌が減ると、口内で細菌が繁殖しやすくなり、口臭を生む原因の一つとなります。

そして、慢性的にストレスを貯めこむと、これがさらに悪化する可能性があります。

慢性的な口内乾燥、「ドライマウス症候群」と言われる症状がそれです。

これは、ストレスを感じている瞬間に限らず、慢性的に口の中が乾燥、つまり唾液の分泌が減りやすくなってしまう症状です。

そうなると、先ほどの説明のとおり、口内で細菌が繁殖しやすくなるために、口臭が発生しやすくなります。

しかも、ドライマウス症候群である場合にはこれが慢性的に続くために、口臭の方も慢性的、かつ、より強い臭いを発してしまうことになります。

さらに、ストレスによる口臭にはもう一つ、他の口臭とは違う問題があります。

それは、自臭症という、自分の臭いが気になってしょうがない状態になってしまう症状も併発しやすいということです。

自分の口臭が強くなっていることが気になって、それがストレスになると、さらにドライマウス症候群の悪化に繋がり、中々抜け出せない負のループとなってしまいます。

それを防ぐためにも、ストレスは自分なりの方法で溜め込む前に少しずつ発散していくことが大事になるでしょう。

もし既に発症してしまっているようなら、心理カウンセラーに診察を受けると、解決策がみえてくるかもしれません。

手段の一つとして考えてみては如何でしょうか。

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