みなさんは、ちゃんと日々のお通じがありますか?
あるいはお腹を壊しやすいということはありませんか?
便秘や下痢といった問題は、多くの人を悩ませる問題だと思いますが、これらの症状はそれ自体だけではなく、副次的な症状をもたらします。
その一つが、口臭の発生です。
便秘や下痢の、口から遠い場所の症状が、何故口臭を生むのか、想像が付きにくいと思いますので、その原因について説明します。
便秘や下痢の原因は、いずれも大腸の異常にあります。
口臭の原因となるのは、便秘や下痢それ自体ではなく、大腸の働きが低下していることにあるのです。
大腸の働きは、胃と小腸など、その他の臓器で分解しきれなかった有害物質を分解することです。
そのためこの大腸に異常があるということは、他の臓器でも分解しきれなかったような強い有害物質が分解しきれず体内に残ってしまうということです。
そしてこの有害物質というのは、本来であれば便などの排泄物と共に排出されるはずだったもので、
これらが体内に蓄積すると、便のような排泄物のような臭いのする口臭が発生してしまいます。
それでは、このような口臭を防ぐためには、どうすればよいでしょうか。
ブレスケア用品を使って口臭を抑えるのも悪くはありませんが、何しろ排泄物のような臭いの口臭です。
中々簡単に抑えられるようなものではありませんし、根本的な解決にはなりません。
一番なのは、大腸の調子を良くするということでしょう。
ヨーグルトや食物繊維のおおい食べ物などの、整腸作用をもつものを多く摂取して、大腸の調子を取り戻すことが、根本的な解決への近道です。
それでも解決しない、というなら病理的な原因があるかもしれません。
その時には是非、専門医に掛かることをお勧めします。