口の中が乾燥して、どうにもベタベタとして気持ち悪い・・・
ということは誰しもが経験することだと思います。
これは唾液が口腔内から現象することによって口の中が乾いてしまうことによって起こっています。
さて、この乾燥はドライマウス状態と呼ばれ、いくつかの弊害が発生します。
まずは前述のように、口の中がどうにも気持ち悪い、というのが一つ目の弊害であると言っていいでしょう。
そしてもう一つが、ドライマウス状態特有の口臭の発生です。
そもそも唾液というのが何のために分泌されているのかをご存知でしょうか?
実はこの唾液は、口腔内を清潔に保つ作用を持っています。
つまり、このドライマウス状態では、口腔内は清潔に保たれにくく、細菌などが通常の状態よりも増えているということになります。
ここまで言えば分かるとは思いますが、この細菌などの増殖がドライマウス状態特有の口臭を発生させる原因となっているのです。
それでは、このドライマウス状態は、どういった原因で引き起こされるのでしょうか?
いくつか例を挙げて見たいと思います。
まず多くの場合は、生活習慣が原因となっているパターンです。
ストレスや睡眠不足が原因となって、このドライマウス状態を引き起こしていることが考えられます。
他にも、何かしらの疾患に依っている場合もあります。
これは例えば腎機能の低下などが原因となって回りまわって口腔内の乾燥に結びついていることも有るといいます。
さらに、特定の薬の副作用としてドライマウス状態が引き起こされたり、
加齢によって唾液を分泌する機能が低下してしまった為に発生したり、ということも有るようです。
もし、頻繁にドライマウス状態になるようであるなら、生活習慣を考えなおしてみて、
それでも駄目なら医者に掛かるのが良いでしょう。