口臭と言えば、口の中が不衛生になっているために嫌ーな臭いがするというのが一般的なイメージだと思います。
口臭というのは得てして自分では分かりにくいものですが、中には発生しているのが分かりやすい口臭もあります。
その中の一つに、苦いような味のする口臭が有るといいます。
しかし、良く考えてみると口臭というのは息という空気についた臭いですので、実際に味があるのは息自体ではないのです。
実際に苦い味がするのは、唾液の方です。
しかし、唾液から苦い味がするときには口臭が発生しているというのはどうやら事実のようです。
そのため、もし口の中が苦いと感じたら、その時は口臭が発生している可能性があると知る一つのバロメーターとなるでしょう。
それでは何故、口臭の発生と唾液の苦さが関係するのでしょうか。
それは、悪臭を発生させる物質が苦味成分を持っていて、唾液がそれを溶かして混ざることが理由です。
このようなことから、唾液から苦い味がしたら口臭に気を使う必要が出てくるでしょう。
この苦い味のする口臭の原因は、口腔内の不衛生によるものです。
口腔内が不衛生になると、口臭の原因であり、苦味成分をもった細菌が繁殖しやすくなることです。
そのため、この口臭の対策は、まずは口腔内の衛生をキープするというのが第一になります。
歯磨きを徹底したり、舌につく舌苔という臭いの元になるコケのようなものを取り除いたりすることで、改善を見ることが出来るでしょう。