舌の表面に白く見えるものは何?口臭の原因と舌苔の関係について

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舌をペロッと前に出してみてください。

そして家族や友人に見せてみてください。

その人たちには、自分の舌が何色に見えるでしょうか。

様々な意見が出ると思います。

大体が白いかピンク色、一部では黄色く見えるという方もいるかと思います。

これは舌に付着している物質が影響しています。

これは舌苔によるものです。

読み方が分からない方にひらがなで書くと「ぜったい」と呼びます。

この舌苔は口臭にも大きく関わってきます。

正常状態の方の舌にくっついている舌苔はある程度の量で白いものが付いているときです。

具体的に言いますと、舌の周りや端には舌苔がない状態で、舌の先1センチあたりから奥に行くに従い、薄くて白い舌苔が付着しているとベストコンディションといえます。

これがどのように日常生活で変化していくでしょうか。

まず朝起きた後や疲れているときはこの白い舌苔が増えます。

1日の中で、この白い舌苔の量は常に変わっていきます。

舌全体を覆う位、真っ白な舌苔がついてしまった場合もあります。

この時は口臭に気をつけてください。

一時的にくっついていた舌苔ならまだしも、ずっとくっついたままの舌苔ならば、口臭に影響の出る細菌をくっつけてしまい、口臭をひどくしてしまいます。

そして白い舌苔でなく、色のついた舌苔であれば要注意です。

例えば舌の奥に、うっすらと黄色い舌苔が見えている場合です。

これは軽い歯周病や虫歯にかかっています。

そして体にも軽い感染症が起こっているサインです。

黄色い調味料などを含んだ料理やたばこを1日10本程度吸う方には、このような傾向が見られます。

口臭には支障がありませんが、他の病気を引き起こしているかもしれません。

次に舌がピンク色に見える場合は、全く舌苔が付いていない状態です。

これは一見きれいに見える舌と思えるかと思いますが逆です。

体に異常をきたしている舌です。このような舌も口臭がひどくなってしまいます。

舌苔がついていないということは、舌表面で新陳代謝が働かなくなっているということなのです。

よく高齢者に見られる傾向です。

そして、このような状態では舌がぴりぴりする感じがあったり、味覚障害を引き起こしたりと、口の中に影響を与える病気に発展します。

口臭はこのときすっぱい感じになります。

ある程度白い舌苔がついているように維持していきましょう。

色のついた舌苔が付いていたり、全く舌苔が付いていない方は早めの治療をしてもらったほうが良いかと思います。

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