市販の口臭チェッカーの精度は信頼を持てるのか?

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人と会う前に自分の口臭を確認したいと思われる方に口臭チェッカーというものを紹介します。

口臭チェッカーは、またの名前をブレスチェッカーと呼び、口臭の有無とその度合いを簡単にチェックできる機械になっています。

2,000~5,000円前後でポケット型やペン型など種類があります。

また、カラフルな色が取りそろえてあるので、見た目が口臭チェッカーとは分かり辛いです。

デートの時や、営業に行くときにこれで簡単に口臭を確認できるので便利ですよね。

また測定時間ですが、決まっている個所に息を吹きかけるとわずか5秒で測定できます。

機械によって4~10段階に口臭の度合いをイラストと数字で表示するようになっており、分かりやすい形になっています。

ちょっとかわっているものですと、アルコールチェッカーもできる機種も売っています。

そもそも口臭をチェックする機械は、皆さんも一度は経験したことがあるかもしれない検問でのアルコールチェックの機械を応用して作られたそうです。

ただし、この口臭チェッカーは精度が100%であるというわけではありません。

息を吐く角度によっては、口臭の有無の結果が違ったものになってしまう事もありますし、時間を少しおいて再度測ると結果が違うという事もあるそうです。

そもそも、医療用に口臭測定機器が販売されていますが、そちらは数百万もしますので、精密度が違うのがお分かり頂けますね。

一番危険なのは、これらの機械に頼り過ぎてしまう事です。

現在歯科で口臭を訴える人の8割が自分しか口臭を感じない、つまり思い込みとの報告があります。

これは、「自臭症」とも呼ばれ、極端な例だと心療内科や精神科に行って治療を行うレベルにまでなってしまいます。

歯科にこられている方でも、この口臭チェッカーを何台も持っており、

「こっちで口臭なしと出たけれども、こっちでは口臭ありと出たから、口臭が気になって仕方がない。」

と訴えられる方もいるとか。

携帯できる口臭チェッカーで大事な場面の時に確認するのはいいと思いますが、思い込みは禁物です。

本当に気になる場合はチェッカーで確認していないで、お医者さんへ行きましょう。

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