誰もが気にする身だしなみの一種として、体臭や口臭があると思います。
特に口臭は面と向かって人と話す時に、相手に不快感を与えない為に、
何よりもそれによって自分への評価が下がらないようにするために、相当に気を使う方が多いのではないでしょうか。
それでは、この口臭を予防し、他人との交流を円滑にするにはどうすればいいのか?
まずは自分でその臭いを認識することが第一歩となるでしょう。
しかし、この口臭というのはどうしても自分では分かりにくいものでもあります。
では、何故この口臭は自分では感知しにくいのかというと、それは口と鼻には同じ呼気吸気が通っているためで、
口から出る口臭と同じ臭いが鼻の方にも流れていくためにどうしても異常として分かりにくいというのが原因になります。
では、どのようにして自分の口臭を知るべきか、実は口臭をチェックするためのチェッカーが市販されています。
このチェッカーを使えばある程度自分の口臭を数値として知る事ができますが、その信ぴょう性はどの程度のものなのでしょうか?
実はこの口臭チェッカーの精度は、全幅の信頼を置いていいほどまでには高くありません。
多くの口臭を気にする人は「自分の息は臭いのかも」という疑いを持っていますので、そういった状態でこのチェッカーを使い数値が出てしまうと、
どんどん気になっていくという負のスパイラルに取り込まれる可能性もあります。
あくまで、指標の一つとして。チェッカーを使って数値が出た場合には、専門医にかかり本当の状況を知ることが重要になることでしょう。
中には口臭によって判断できる疾病もありますので、そういった疾病の早期発見という意味も込めての診察をお勧めします。