お酒による口臭の原因とその予防・対策について

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口臭の主な原因を訊ねられると、お酒を想像する方が大半だと思います。

お酒は、好物な方にとって水に匹敵する飲料となりますし、社会人にとっては会社の付き合いなどでどうしても切り離せないモノです。

そんなお酒によって引き起こる口臭の、主な原因とその解決策を紹介いたしましょう。

飲酒をすると、体内でエタノールの中間代謝物としてアセトアルデヒドが形成されます。

これは主に、悪酔いや二日酔いを起こす原因を担う有毒物質です。

このアセトアルデヒドが血流を経由し、胃や肺といった様々な粘膜から出ていってしまう事でアルコールによる口臭が起こります。

しかも、アセトアルデヒドは蒸気になって皮膚から体外へ出ていってしまう為、体臭の発生とも繋がってしまいます。

このアセトアルデヒドによる口臭が、飲酒する人々の多くを悩ませる、アルコールによる口臭の主な原因となるのです。

また、アルコールには強い利尿作用があります。

これはつまり脱水症状の加担をするという事で、それによって体の水分が失われてしまうと唾液の分泌量も減少します。

唾液は口臭の予防と密接な関係がある為、唾液の分泌量の低下は口臭の促進を意味するのです。

その為、アルコールを摂取する際はとにかく水分を摂りましょう。

基礎代謝を上げる為にも水分の補給は良いとされていますし、アルコールによる口臭も和らげる事ができるので、まさに一石二鳥と言えます。

そもそもアルコールは、摂取したところで水分補給には繋がりません。

むしろ、強い利尿作用によって元からあった水分すらも失ってしまう要因になりかねません。

なので、大量のアルコールを飲んだから水分が足りているとはけっして思わないで下さい。

その点を誤解したまま大量のアルコールを摂取してしまうと肝臓の機能を低下させ、更なる口臭を引き起こしてしまいます。

水分としてきちんと体内に浸透する水やスポーツドリンクを摂取して、過度にならない程度のアルコール摂取を心がけましょう。

そうする事で口臭予防だけでなく、より良い体調管理へと繋がっていくのです。

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