ヨーグルトと言えば、多くの乳酸菌やビフィズス菌と呼ばれる善玉の細菌を含む家庭で親しまれる乳製品です。
ヨーグルト自体はそこまで好きではないが、お腹の調子を整えるために毎日たべている、という人も少なくないのではないでしょうか?
さて、このヨーグルトにある整腸作用の延長として期待できるのが、口臭予防としての効果です。
整腸作用があることが何故口臭予防に効果があるのか?
と疑問に思われる方も多いかと思います。しかし少し考えてみてください。
便秘や下痢などを患っているときには、口臭が悪くなっていると感じたことはありませんか?
大腸の調子が悪いと、本来そこで分解されて便などの排泄物と一緒に排出されるはずだった有害な物質が体内に蓄積し、
それが血流に乗って肺へと渡ることで、口臭として反映されることが分かっています。
そのため、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌やビフィズス菌、最近ではガセリ菌なんていうのを広告にしている「恵」というヨーグルトもありますが、
これらの善玉の細菌によって腸の調子を整えることは、それらの口臭を予防するのにある程度の効果を発揮するのです。
しかし、これは大腸の調子が悪かったら何でもこれでいいという物ではありません。
中には便秘や下痢のような言ってしまえば珍しくないものではなく、消化不順や大腸ガンなどの、
もっと大きな病気によって有害物質が分解されずに蓄積されているという場合もあります。
そういった場合にはヨーグルトでは対処しきれませんので、
是非、専門医を受診して、根本的に治療することをお勧めします。