亜鉛不足が引き起こす口臭の真実とは

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普段と何ら変わらない食事の最中、ふと「味がしない」「美味しいと感じない」と思った事はありませんか?

それは亜鉛不足から起こる味覚障害の可能性があります。

昨今ではこの障害に悩まされる人も少なくないようです。

そして恐ろしい事に、その味覚障害は貴方が意識する口臭と大きく繋がっているかもしれないのです。

そもそも味を感じる為には、舌の表面や上顎の奥にある味蕾というセンサーが味の成分を感知し、

甘い・辛いなどといった感覚を、味細胞から味覚神経を経由して脳に伝える必要があります。

この脳までの経路、つまり味蕾に異常があると味覚障害の発生へと繋がってしまいます。

味蕾の機能を正常に働かせる為にはミネラルの亜鉛が必要不可欠です。

つまり亜鉛不足が味蕾の働きを妨げ、味覚を感じる事の出来ない味覚障害の発生へと繋げてしまうのです。

そしてこの亜鉛不足ですが、偏食の多い人に起こりがちです。

味覚障害を訴える人の多くが偏食家なのは、こういった要因があるからでしょう。

そんな、味覚障害を引き起こす亜鉛不足ですが、影響を受けるのは味覚だけではありません。

実は嗅覚も亜鉛を材料として新陳代謝を行っている為、味覚障害の発生は、同時に嗅覚の異常にも繋がっていると考えた方が良いでしょう。

嗅覚に異常が起こると、体臭をきつく感じたり、口内の異臭を感じたりします。

つまり、貴方が意識しているその口臭が、実は嗅覚の働きが異常になってしまった所為で引き起こされた、勘違いの口臭である可能性も出てくるのです。

味覚障害によって連鎖する嗅覚の異常により、実際は口臭を発していないのに口臭を発しているのではないかと不安になる人。

逆に臭いの強烈なモノを食べているにも関わらず、その口臭を全く意識できない人。そのような人が昨今では多いようです。

こういった味覚障害の予防には、当然ながら偏りの無い亜鉛を意識した食生活が必要となります。

ファーストフードやコンビニの食品には亜鉛の吸収を妨げる食品添加物が多く含まれているので、

それらが食事の中心となってしまっている人は食生活を改めた方が良いでしょう。

また、栄養不足と繋がる過度なダイエットも味覚障害へと結びつきやすいので充分に注意を払って下さい。

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