みなさんは口臭と言えば、どのような臭いを思い浮かべるでしょうか?
例えばニンニクの臭いや、卵や魚の腐ったような臭い、いずれにせよ食品に関係の有りそうな臭いを想像することと思います。
しかし中には食品の臭いとは似付かないような口臭があるといいます。
そのなかの一つが「金属臭」のする口臭です。
非常に珍しい口臭なのですが、この金属臭のする口臭はどのような原因によって発生しているのでしょうか?
この金属臭のする口臭の原因は、歯科治療によって埋め込まれた金属にあると言われています。
しかし、金属を埋め込んでいる人全員が、この金属臭のする口臭を発生させるわけではありません。
それでは、どういう条件が揃うと口臭になるのか。
それは、口内の金属が腐食した時です。
つまり、口腔内が不衛生であったりするなどの原因によって、金属が劣化すると発生するのです。
この口臭が発生していると感じたとき、それは大抵歯磨き不足などの原因ではなく、そもそも金属の付け方が良くない、という場合が多いようです。
歯科にも得手不得手があり、そういった処置を苦手としている歯医者さんもいるようですので、場合によってはスキマが出来て、
細菌が溜まりやすくなり、腐食が発生してしまっている場合もあるようです。
そういった場合には、処置を受けたのとは別の歯科で金属のチェックをしてもらいましょう。
他にも、スキマの発生しないデンタルインプラントなどを利用するという方法もあります。
これは、歯茎の下の骨に対して直接埋め込んでしまうものなので、埋め込む部分の金属が口腔内に露出せず、腐食の心配がありません。
その代わり高価なので、どちらを取るかを考えましょう。