手っ取り早く口臭を抑えたい。
サプリとかタブレットとかじゃなくって、薬の方が効きそうな気がする。
でも薬だとお医者さんに行って処方してもらわないとないのかしらと思っているアナタ、市販でも購入できる口臭予防のお薬はあります。
しかもお近くのドラッグストアでトイレットペーパーを買いに行ったときに一緒に買って帰ることができます。
では、どんな種類のものがあるか確認してみましょう。
まず、代表的なものがサクフィール錠ですが、これは大手製薬会社によるもので、経口薬(口から飲む薬:サクフィールは錠剤)になっています。
銅クロロフィリンナトリウムという成分が含まれており、それが体の中で臭いの原因物質に作用し、口臭を取り除きます。
即効性があり、手軽に飲めるので、使い勝手が良いですね。
次にアンチビオレ―というお薬ですが、これは口臭そのものに効果があるというよりも、口の中で発生してしまった、
口内炎や歯周病で発生してしまう口臭に対し効果をはっきするというものです。
歯科の先生が日頃の診療から有効な生薬(エンゴサク粉末、キキョウ、ショウマ、オウレン等)を抽出して作り出したというお薬になっています。
先程の飲む薬とは違い、こちらは、軟膏剤になっており、指もしくは柔らかい歯ブラシで歯茎をマッサージするだけでいいです。
実際に口内炎や歯茎の腫れ、歯茎の痛みや飲み物が歯にしみる、歯茎から血や膿が出る、口の中がネバネバする等のような症状に効果を発揮します。
また、うがい薬の形態で言えば、グルコン酸クロルヘキシジン系のうがい薬があります。
こちらも歯周病や歯槽膿漏から来る口臭を防ぐ手段として使用します。
類似した有効成分は、手術時の洗浄でも使われているので抗菌性が強いです。
まれに過敏症、アナフィラキシーショックなどのアレルギー症状を起こすことが知られていますので、使用上の注意をよく読んで使用しましょう。
また、外用薬としては皮膚用のものもありますので、間違えて口腔内に使用しないよう注意しましょう。
もうちょっと自然なものでできているものの方が安心できるという方には、なたまめ歯磨き粉というものもありますよ。
この原料となっているなたまめは、以前より漢方薬として知られています。
最近では健康食品、健康茶としても一般的に知られるようになっています。
口臭とどんな関係があるかと言うと、成分の1つであるカナバニンが歯周病や歯槽膿漏に効果があると言われているからです。
ただし、この豆の種類には毒性があるものもありますので、粗悪品には注意してください。
このように市販品で口臭予防を期待できるものは沢山ある事がお分かり頂けましたか。
これでも御紹介できたものはほんの一部に過ぎません。
是非店頭で自分に合うものを選んで使ってみてください。