肺ガンになるだけじゃない。たばこが口臭に与える影響は甚大!

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昔から、健康には良くないと言われてきたタバコ。

ここ最近ではそれを理由にして、嫌煙であるという人も増えてきました。

さらに、行政も嫌煙家の方々の意見を取り入れ、禁煙地域や分煙の義務付けも一気に加速しています。

さらにさらに、タバコの税金アップは、恐らく今後も続いていくことでしょう。

そんな逆風の中でも喫煙を貫いている方は、恐らく相当の愛煙家です。

しかし、このタバコが体に与える影響は、何も肺ガンなどの各種ガンの発症率が上がるだけではありません。

その問題の一つが、独特で強烈なタバコの口臭を発生させることにあります。

口臭というのは、自分では分かりにくいものです。

それはというと、臭いを感じる鼻と、口臭を発する口は直接繋がっているために、同じ空気を共有しているため、口から発された臭いを鼻で感じ取りにくいためです。

毎日のように喫煙を続けていると、ニコチンやタールなどの物質が体の至る所に沈着して臭いを発するために、これもまた自分では分かりにくいものとなります。

しかし、他人の場合は空気を共有していませんので、それらの臭いを敏感に感じ取ることでしょう。

本人にその気がなくても、もし口から嫌な臭いがしたら、無意識のうちに不快になってしまうものです。

そのため、強烈な口臭を発することはすなわち人間関係にも影響を与えるのです。

では、このタバコを原因とした口臭を発生させない方法はないのでしょうか。

もちろん、喫煙をやめるのが一番なのですが、そんなことは愛煙家のみなさんも言われずとも分かっていることでしょう。

では、よく言われている口臭対策と、それがタバコに効果があるのかを考えてみましょう。

まず、普通の口臭に対して一番効果的であると言われる、歯磨きの徹底。

これは、口内に残ったニコチンなどをある程度取り除くことが出来るため、効果があると思われると思いますが、実はそこまでの効果を上げません。

タバコによる口臭は口の中だけではなく、体中に蓄積されたものが回ってくるので、その場しのぎの対策では役者不足です。

では、抜本的に改善する手段はないのか。

……結論から言ってしまえば、タバコを止めずに、かつ、その口臭を防ぐというのは、ほぼ不可能です。

例えば強力なブレスケア用品を使って口臭を誤魔化したとしても、やはり喫煙者には特有の臭いがありますので、口臭だけ防いだところで大した意味を上げません。

そのため、愛煙家で、喫煙をまだ続けていくという人は、人間関係の悪化をある程度覚悟していくことが必要になるでしょう。

出来るならばそうならないためにも、一刻も早い禁煙を個人的にはお勧め致しますが……。

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