口臭って、口腔内のケアが足りないから発生してしまうから、仕方がないものなんだと諦めていませんか?
サプリやマウススプレー、タブレットで一時しのぎしていませんか?
実を言うと口臭は、「他臭症」といって病気にも分類されてしまいます。一時しのぎでは、悪化してしまう一方です。
でも、ブラッシングしても口臭は発生してしまうのだけれどと言う方に必見です。
実を言うと、「他臭症」という病気と言うぐらいだから「予防薬」というものも存在するのです。
では、その予防薬について調べてみましょう。
まずは、皆さんが手軽に入手できるもの。
つまり、お近くのドラッグストアでお医者さんの処方なしで購入できる薬剤について見てみましょう。
日用品と一緒に購入できるのだから、非常に利便性が高い薬です。
インターネットでも入手する事が出来ます。代表的なものがサクロフィール錠というものです。
これは大手製薬会社エーザイが開発作成したものなので、効果も大いに期待できます。
有効成分は、銅クロロフィリンナトリウムという物質で、チューインガム、みつ豆缶詰の寒天等に植物添加物としても使用されている物質です。
この物質が体の中で発生してしまった臭いの原因物質に威力を発揮し、口臭を取り除きます。
実際にこの薬の効果ですが、15分~30分で効果を発揮するという即効性があり、また服用後3~4時間の効果持続を期待できます。
服用タイミングは食前・食後いつでも口臭が気になった時に手軽に飲めるので、口臭で悩む人たちの間では重宝されています。
また、胃の中で作用を発揮したあとは、ほとんど吸収されず便中に排泄されるため、長期間服用しても問題ないところも安全性が高くていいですね。
いや、市販で売っている薬は効果がイマイチだと思うので、病院で飲み薬を処方してもらえないだろうかという方は、
口臭予防・治療を専門としている口臭外来に行かれると良いでしょう。
そちらで、処方される可能性がある薬が製品名をフラジール、一般名をメトロニダゾールといいます。
病院で処方されるお薬は大体「製品名」と「一般名」という2つの名前が存在し、皆さんには「製品名」で先生や薬局から伝えられると思いますが、
「一般名」が同じでも「製品名」は違うものもたくさん存在します。
いい例が、いわゆる「ジェネリック品(後発品)」で、先発品と同じ「一般名」ですが、製薬会社によって「製品名」が違います。
さて話を戻しますと、そのフラジールですが、口臭を発生させる原因となる細菌「嫌気性菌」に作用する抗生物質になります。
残念ながら、この薬剤は日本においてトリコモナス感染症とヘリコバクター・ピロリ菌の二次除菌の適応しか持っていないため、
口臭予防・治療の場合は、保険対象外になってしまいます。
さて、飲む口臭予防・治療薬を御紹介致しましたが、気になる薬はありましたか?
ただし、お薬ですので副作用の事も忘れずに。