お風呂はを煩わしいと感じる人がいます。
1人暮らしの人などに多いのが、お湯を溜めない人。
常にシャワーで済ませている人がいます。
お湯を溜めたり浸かったりする時間が勿体無いのでしょう。
しかし、お風呂場は汗を掻く事が出来る場所です。
悪い汗をかきやすい現代人にとって大切な空間です。
汗をかかなくなった現代人は、悪い汗をかくようになりました。
悪い汗は体臭の原因や免疫力低下など体に悪い事ばかりです。
お風呂に入る際は、半身浴がオススメです。
ダイエットや美容などにも用いられる優れた入浴法です。
湯船に胸から下あたりまでお湯を張ります。
温度は37度から40度くらいがベストです。
半身浴をするとかなり汗が出てきます。
20分から30分を目処に浸かりましょう。
逆上せちゃう適度な時間に調整しましょう。
普段から汗をかく機会が少なくなった現代人。
夏なのにエアコンで寒い時があります。
ちょっとした事ですが、汗を出す機会を作る事は大切です。
ワキガの人であれば汗を掻く事は特に大切な事です。
汗を掻くとワキガ臭が強くなるイメージがあります。
そのため汗を嫌う人もいます。
しかし、発汗機能は大切な体の機能です。
体温調整や老廃物排出など体の免疫力、新陳代謝を高めてくれます。
悪い汗を出すと体臭の原因にもなります。
意識して汗をかく機会を作る事が大切です。
それには半身浴は非常にオススメです。
エクリン汗腺とアポクリン汗腺の違い
ワキガである人に馴染みが深いのがアポクリン汗腺です。
アポクリン汗腺から分泌物にワキガの原因があります。
ワキガと同じくらい取り上げられる多汗症。
多汗症の人に関係するのがエクリン汗腺です。
エクリン汗腺は誰にでもある汗を発汗する代表的な汗腺です。
この汗腺から汗を出し、体温調整や老廃物排出などを働きをします。
エクリン汗腺から出る汗は通常無臭です。
多汗症の人は何らかの原因でエクリン汗腺からの汗が異常に出ます。
アポクリン汗腺は人によって発達具合が異なります。
この発達具合の強弱がワキガの強弱に繋がります。
アポクリン汗腺の分布範囲や数、大きさなど。
これらがワキガ臭と大きく関係してきます。
アポクリン汗腺から出る汗の働きはフェロモンです。
つまりワキガはフェロモンの働きをしています。
別に病気ではありません。
エクリン汗腺の汗は99パーセントが水分です。
アポクリン汗腺の汗は水分だけでなくタンパク質、脂質、鉄分、色素など。
微生物が好む成分を放出します。
この成分に群がる微生物によってワキガ臭が発せられます。
無菌状態ではアポクリン汗腺からの汗も無臭です。
エクリン汗腺とアポクリン汗腺。
同じ汗でもその働きや成分などは全然異なります。
どちらも大切な働きをしますが、アポクリン汗腺は嫌われる汗です。
国によってワキガが過半数であり、全く気にしない国もあります。
しかし、日本においてはワキガは少数派。
そのためワキガは目立ち、嫌われる傾向にあるのです。