今まで、ワキガの要素が全くなかったのに、
30代になって急になった場合は、体の変化が原因の場合があります。
アポクリン腺の分泌は、ホルモンの分泌が大きく影響します。
つまり、何らかの理由で30代になって、甲状腺や副腎からのホルモンの分泌が増えると、急にワキガになることがあります。
また、まれに怖い病気がワキガに隠れている場合があります。
脳溢血や脳梗塞などの初期に、突然、発汗が増加してワキガの臭いがすることがあります。気を付けましょう。
基本的に、女性は30代を過ぎて、ホルモンの分泌が減っていくと、アポクリン腺も委縮していき、ワキガも減っていきます。
ただし、閉経前後の更年期に多汗症になる女性は多く、
汗の量が増えると、ワキガが増える方がいます。
30代を過ぎて急にワキガになると戸惑ってしまいますが、
汗ワキパットや制汗剤など便利なグッズを利用して快適に過ごしましょう。
30代は体調の変化が多い時期です。体調には十分注意しましょう。
子供のワキガに対する親の対処法
子供のワキガは親からの遺伝です。
両親がワキガである場合8割程度の確率で遺伝すると言われます。
そのため、自分の子どもにワキガが遺伝するのではないか?
そう心配されている人も多いでしょう。
最近では「小学生ワキガ」が増えているようです。
一般的にワキガは思春期前後で臭い出すと言われます。
成長期にホルモンの分泌量が変化することで汗腺類も活発になります。
そのことがワキガ体質が目立ち出す切欠だと言われています。
子供がワキガではないか?
そう感じたときは、子供に対する対処法に注意する必要があります。
間違ってもワキガである事を馬鹿にしたり貶(けな)したり。
子供の人格を否定するような事は止めましょう。
自分がワキガで悩んだ経験を持つ親御さんはそんな事はしないでしょう。
しかし、自分が経験した事がない悩みに対しては時に残酷な言葉を浴びせてしまう事があります。
自分が経験していないのでその悩みや辛さを理解できないためです。
子供のワキガに対する親の対処法には十分に気をつける必要があります。
ワキガであることを子供に知らせるのか?
そのことで悩んでいる人も多いことでしょう。
子供に知らせる事で子供を傷つけ、親子関係に亀裂が入ってしまうのではないか?
そう心配されている人も多いでしょう。
非常に難しい選択ですね。
どちらが正解なのか非常に判断に苦しみますし、どちらが正解とかないのかもしれません。
私の場合、親からワキガである事を知らされました。
それまでワキガという言葉自体知りませんでした。
親からはワキガである事とワキガのケアの仕方を教わりました。
ワキガで同級生達にイジメられた過去なども持っています。
しかし、親からワキガのケアの仕方と心のケアを受けれた事はコンプレックスを軽減できた。
今ではそう思い、親に感謝しています。
子供にワキガであることを知らせるのであれば、心のケアは絶対に必要です。