ワキガの原因はアポクリン汗腺です。
脇の皮膚の下にイクラの卵のような形状で存在しています。
実際に見た事ありますか？
私はあります。
映像でですが、かなりエグイ感じです。
このアポクリン汗腺を取り除くのがワキガ手術です。
皮膚を切り開き、その皮膚をひっくり返してから手術します。
はさみのような道具で、手作業でアポクリン汗腺を切り取っていくのです。
このワキガ手術を剪除法と呼び、現在最も多く行われている手術法です。
この剪除法に関しては多くの医療機関で保険が適用されます。
ワキガの臭いを根本的に解決したい！
その必要が本当にある人は手術を受けてみるのも良いでしょう。
しかし、その必要が無い人もいます。
それは思い込みです。
アポクリン汗腺は体質によって数や大きさが違います。
本当にワキガ臭が強く、生活を送っていくのに支障をきたす。
そうであれば手術を考えても良いでしょう。
しかし、多少臭いくらいであれば対策だけでも十分抑える事が可能です。
技術が進歩下とは言え、簡単に手術に走るのは止めましょう。
ワキガ手術は最終手段です。
安易な考えで手を出す事は止めましょう。
アポクリン汗腺を手作業で取り除くと、白い皮膚が見えます。
これは簡単そうに見えて非常に繊細な技術力が必要です。
医師によって技術力などは差があります。
もし手術を考えているのであれば、その医療機関の実績などは必ずチェックしましょう。
どこで受けても同じ結果になるとは限りません。
ワキガ手術の費用が安いとか場所が近いとか。
そんな簡単な理由で選ぶ事は止めましょう。
ワキガ手術は痛いのか？
ワキガの最終手段、それがワキガ手術です。
現在一般的には、剪除法という手術があります。
これは数センチの切り込みを脇の下の皮膚に入れます。
切り開き、皮膚下のアポクリン汗腺を手作業で取り除きます。
はさみのような器具を使って、イクラの卵のような汗腺を取り除きます。
当然、肌に切り込みを入れますので麻酔を使って手術します。
そのため、手術の痛みを感じることはありません。
麻酔が掛かっている手術中は良いでしょう。
でも、術後は？
痛いんじゃないの？
傷跡は消えるの？
色々気になる事が多いですね。
一般的に耐えられない痛みではないようです。
多くのクリニックでは鎮痛剤を処方してくれます。
どうしても痛みに耐えられない人は鎮痛剤を飲んで対処します。
皮膚を切り開くので個人差はあるでしょうが、全く痛みを感じない事はないでしょう。
何かしら違和感を感じる程度の人もいれば、鎮痛剤を飲まなければ耐えられない人もいるようです。
クリニックによって技術力に差があります。
費用も全く異なります。
クリニック選びのコツはカウンセリング力です。
手術、術後の痛みが気になる人はカウンセリングの際にしっかりと確認しましょう。
カウンセリングの際に直ぐに手術を勧めてきたり、適当な対応だと感じた場合。
その場合はそのクリニックは辞めるべきです。
手術の痛さや術後の事（アフターケア）、費用、傷跡など。
確認する事は必ずメモをして、カウンセリングの際に質問しましょう。
間違っても安いからという安易な理由でクリニックを選ぶ事はやめましょう。
最近では超音波手術などの最新技術もあります。
これはメスを使わない手術のため、傷跡や痛みの心配は皆無に近いと評判です。