わきがの原因

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わきがの原因・毛深い
わきがの原因・毛深いについて

わきがや多汗症は毛深い人程なりやすいと言われています。 なぜ、毛深いとわきがになりやすいのでしょう。

毛深いからといって、イコールわきがではありませんが、その可能性は一般的な毛の量に対して高いといえる。わきがの人ほど、体毛の濃い人が多いことも事実ですね。

体毛とわきがの関係とはどのようなものなのでしょうか?

わきがの原因の元になるアポクリン汗腺や皮脂腺は毛根部分に存在しています。毛根すべてではなく、陰部や耳の中、脇の下などの特定の毛根に存在しているのです。

わきがの臭いのもととなるアポクリン汗腺や皮脂腺は、体毛の毛根部にありますから体毛の多い人はアポクリン汗腺もそれだけ多く、分泌物の量も多い訳です。

体毛が濃いということは、汗腺類からの分泌物が水分として蒸発した後に皮膚表面にとどまりやすく、臭いを生み出す細菌類が繁殖しやすくなる。とっても不利な状況です。

汗腺類は性ホルモンの影響を大きく受けるので、わきがになる可能性は高くなる。

毛深い人がみなわきが体質であるわけではありませんが、そうなる可能性が高いということは間違いありません。

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わきがの原因・アポクリン汗腺

わきがの原因・アポクリン汗腺について

わきが臭いの原因は、汗腺から分泌物が皮膚の体に存在している菌によって分解されて、そわきが特有の腐敗臭が発生するものです。

汗腺のひとつにアポクリン汗腺があります。アポクリン汗腺はエクリン汗腺に比べて大きく、直径4ミリほどの大きさがあります。

エクリン汗腺よりも皮膚の深いところにあり、分泌する汗の量はエクリン汗腺と比べる微量です。

アポクリン汗腺から出される「アポクリン汗」はエクリン汗のほとんどが水分であるものと違い、

水分のほか、脂肪やタンパク質、色素、蛍光物質などを含んでおり、特徴としては、少々粘りけのある汗になります。

体温調節のために発汗し続けるエクリン汗腺と比較すると、かなり違った働きを持っています。

アポクリン汗腺は、性的興奮などによって発汗し、ワキや耳の中、乳首とおへその周辺、陰部など、限られた部分にのみ分布しています。

全身にあるエクリン腺と違いフェロモン分泌管としての働きがあると推測されます。

多くの動物が繁殖期になると、特殊なニオイを持つフェロモンを分泌して積極的にパートナーを得ようとします。私たち人間も動物です。

以前は発達していたアポクリン汗腺から独特のニオイを発散させ、異性を呼び寄せていたと考えられます。

わきがの原因・先天性と後天性

わきがの原因・先天性と後天性について

わきが体質にも、生まれつき持っている先天性の人と、生まれたあとでわきがになってしまう後天性の人がいます。

先天性のわきが体質の場合、原因は遺伝であることが多いです。

母親か父親のどちらかががわきがである場合、その子供が50%の確立でわきがになると言われています。

そして両親共にわきがの場合、その子供は75%の確立でわきがになります。
わきが臭は、思春期かそれ以降に強くなっていくようです。

そして後天性のわきが体質の原因は、主に食生活です。

高カロリー、高脂質、肉類、香辛料、糖分や塩分の摂り過ぎで、わきがになってしまったという事が考えられます。

ということは、これらの摂取を控えることにより、わきがを改善していく事が可能というわけです。

完全に避けることは出来ません。しかし揚げ物を控えたり、味付けを薄味にしたりする事は出来ます。

先天性のわきが体質の場合、食生活の改善のみでわきがの悩みを根本的に解決することは、難しいかもしれません。

しかし、臭いはを軽減させることは可能でしょう。
食生活の改善プラス、デオドラントの使用や脇の下の清潔を常に心がけましょう。

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