便が詰まると貧血を起こす!?そのメカニズムと仕組みを解説

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今回は、便秘と貧血の関わりについて解説していきます。

便秘の時に貧血を起こすというのは、無関係ではありません。

特に、トイレ内で重度の貧血を起こし、意識不明に陥ると、誰にも気づかれずに非常に危険です。

貧血を回避するにはどうすればいいのかについても触れていきます。

なぜ、便秘になると貧血を起こすのでしょうか。

貧血とは、血液の赤血球不足によって意識が朦朧とする貧血と、脳内の血液不足によって、意識を保っていられなくなる脳貧血に分かれます。

便秘による貧血は、正確には、この脳貧血に該当します。

脳貧血といっても、別に脳に異常があるわけではありません。

確かに便秘を起こすと自律神経に異常があらわれますが、この件とは無関係です。

便秘の人が貧血を起こすのは日常生活内ではトイレの中だけというのが多いです。

それ以外の場所では、貧血状態にはならないのが一般的です。

ではなぜ、トイレの中でのみ脳貧血を起こすのでしょうか。

その原因は、排泄時の「いきみ」にあります。

便秘の場合、意識的乃至は無意識的に排便時に踏ん張っていきんでいます。

そうしないと排泄できないことが多いので仕方ないとも言えますが、問題は、そのいきんだ時の血液の流れにあります。

トイレに座った状態でいきむと、体内の血液は下半身に集中します。

下半身に力を込めるので、自然とそうなります。すると、本来脳に行くはずだった血液の一部も下半身に回されます。

その結果、脳の血液が足りなくなり脳貧血を引き起こすのです。

だから、踏ん張った直後に突然、目の前が暗くなったり吐き気がしたり、ふらついたりといったことが起きるのです。

脳貧血の対処法はとにかく、必要以上にいきまないことです。

ある程度、腹に力を入れてみて、それで排泄できないときは、無理に粘らないこと。

長時間いきめば、それだけ脳に血液が足りなくなります。

トイレで意識を失うのは、とにかく絶対に避けるべき自体です。

便秘云々以前に脳障害を起こすリスクがあるので、そんなことになるぐらいなら、便秘を長引かせたほうがいいと思うぐらいでちょうどいいです。

特に冬場や早朝の時間帯は、気温が低くトイレ内が寒いので、事前にトイレを温めておくか、長居をしないことが大切です。

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