年齢を問わず女性の半数以上が便秘で悩んでいると言われています。
しかし、２，３日便が出なくてもそれほど深刻に考える人はいないでしょう。
しかし、たかが便秘とあなどってはいけません。
実際に便秘で死亡した人が存在するのです。
インターネットで検索すると便秘で死亡した２１歳の女性の記事を読むことができます。
女性は１５８ｃｍ、４７ｋｇと小柄であったにもかかわらず、死亡時にはお腹だけがぱんぱんに膨れていたそうです。
腸内には６ｋｇ以上もの便がたまっていて、お腹のふくらみは溜まったガスだと言われています。
たかが便秘と思わず、便秘を解消するために真剣に取り組む必要があるということです。
便秘に伴う体調不良としては腹痛やお腹の張り、嘔吐や吐き気などがありますが、症状がひどくなれば日常生活もままならなくなります。
女性は肌荒れや吹き出物などができ、毎日憂鬱な気分で過ごさなくてはなりません。
このような状態が長く続けばストレスがたまり、悪循環となります。
死亡した女性の直接の原因はお腹にガスが溜まる「腸閉鎖」でした。
腸閉鎖になるとガスをぬくためにチューブを入れたり、最悪の場合手術をしなければならなくなることもあるそうです。
女性の便はコンクリートのように硬かったそうです。
そこまで固いともう自力で排便することは無理な気がします。
日本では便秘外来のあるクリニックがありますので恥ずかしがらずに受診することをおすすめします。
案外自分と同じような症状で悩んでいる人が多くいることを知って安心するかもしれません。
便秘を解消するためには適度な運動をしたり、マッサージをしたり、食生活を整えたり、手間と時間がかかります。
面倒くさくて三日坊主になるケースも少なくないでしょう。
しかし、便秘で死亡した女性の例をみるといかに便秘がおそろしいものかということがわかります。
便秘は万病のもとかもしれません。
便秘を改善し、すっきりした気持で毎日を過ごすことでストレスも軽減されより健康的になることができると思います。
頑張りましょう。