アロエと聞くとみなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか。
成分や働きはよくわからないけれど、とにかく美容と健康にいいもの、そう考える人が多いと思います。
アロエはいろいろな体の不調に効きます。
私が最もよく知っているのはアロエによるやけどの治療です。
幼い頃祖母は私がやけどをするとんベランダのアロエを少し切って歯肉の部分を傷に張り付けてくれました。
やけどのあとすぐにアロエで処置すると傷はあっという間に治り、痕も残らなかったことを覚えています。
そのアロエが便秘解消にも最適だと言われても不思議ではありません。
アロエはアロエ科の多肉植物の総称で世界中には300以上もの種類があります。
日本でよく知られているのはキダチアロエや果肉が豊富なアロエベラなどです。
アロエには下剤効果があり、便秘薬にその成分が含まれていることもあります。
効果も緩やかでです。アロエを食べたいけど、苦そう、、、という人が多いと思いますが、
その場合にはアロエベラなどの果肉部分を切り取ってヨーグルトなどにまぜて食べるといいでしょう。
歯の部分には苦味がありますが、果肉部分は無味無臭です。
市販のアロエヨーグルトにはアロエが入っていますが、苦くありませんよね?
他にもところてんのようにしょうゆやめんつゆとわさびなどでいただくこともできます。
アロエの便秘解消効果を最大限に引き出したいと考えるなら、アロエを葉ごとすって毎朝野菜ジュースなどと一緒に飲むことをおすすめします。
こちらは少々荒療治で突然始めると下痢や腹痛をおこすかもしれません。
まずは適量から始めてみましょう。
またほかの便秘薬にも言えることですが、使い続けるうちに自分で排便する力が弱くなってしまうという副作用があります。
一時的に使用することは可能ですが、できるだけ運動や食事療法などで自分の力で排便する習慣をつけましょう。
毎朝一定の時間便器にすわることで排便を習慣づけることもできます。
アロエが体にいいことは確かなので、たとえばコンビニに立ち寄ったときにはスナック菓子などの代わりにアロエヨーグルトやアロエゼリー、
アロエドリンクなどを選ぶようにするだけでも便秘改善につながるかもしれません。
ぜひ試してみてください。