水分が不足すると、身体は腸内から水分を奪い、便が硬くなってしまいます。
ですから水分不足は便秘の大きな要因のひとつなのです。
しかし、水を必要量飲むのは結構大変なものです。
なかなか飲めないのが実際のところだと思います。
そこで水分を補給するには、味のあるコーヒー・紅茶・お茶などが活躍します。
これらの飲み物にはカフェインやカテキンが豊富に含まれていますが、こうした成分には、さらにまた便秘を解消してくれる働きがあるのです。
まずカフェインというのは、腸に刺激を与え、蠕動運動を活発にしてくれます。
しかし、飲み過ぎると逆に腸の働きを抑制してしまうので気を付けてください。
目安としては一日5杯程度が理想でしょう。
そして、カテキンというのは、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を抑制してくれます。
腸内環境を整え、便秘を解消してくれるのです。
紅茶で便秘を解消するには
中でも紅茶にはリラックス効果もあるので、特に便秘に効く飲み物として活躍してくれます。
ストレスは、排便をコントロールしている自律神経のバランスを崩すため、便秘を引き起こすからです。
ストレスを解消してリラックスすることで、便秘解消につながるのです。
また、冷えも便秘の要因の一つですから、なるべくアイスよりホットで飲むことをおすすめします。
同様に便秘に効く、牛乳を加えてミルクティーにしてもその効果が上がりますが、さらに効果的な飲み方として、しょうが紅茶があります。
作り方はいたってシンプルで、紅茶に摩り下ろしたしょうがか、チューブのしょうがを入れるだけです。
甘みにハチミツ・砂糖・黒糖・ガムシロップなどを入れれば美味しいドリンクの出来上がりです。
しょうがと紅茶の二つの働きで、血行を良くし、身体を温めてくれます。
冷えを改善してくれますし、免疫力アップの効果で健康にも良いでしょう。
このように、毎日の十分な水分補給をするためには、リラックス効果があり、身体を温めて血行を良くしてくれる紅茶がおすすめです。
薬に頼る前に、自然な働きによって慢性の便秘を改善してしまいましょう。