お通じに赤信号!?あなどれない鉄剤の副作用

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めまいや立ちくらみなどの、貧血の症状がツラいので、鉄のサプリメントや鉄剤を飲みはじめたんだけど、どうもこの頃お通じの調子が悪くなったような……

それとこれとは関係があるのかな?

こんな漠然とした不安を抱えたまま、黙って耐えていませんか?

鉄剤の副作用で便秘になることは、実際にあるのです。

鉄分は胃粘膜を刺激するため、便秘のほかにも、吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振などの胃腸障害が起きることもあります。

ですので、安易な使用はおすすめできません。

貧血対策は、サプリや薬に頼るよりも、まずは食生活を見直し、鉄分を多く含む食品を摂るようにしましょう。

極端な偏食でもしないかぎり、食事で鉄分の過剰摂取になることはまずありません。

鉄分を多く含む食品で代表的なものは、鶏や豚や牛のレバーや、牛の赤身の肉、魚はサンマやイワシやマグロなどの青魚や赤身のもの、貝類ではアサリやシジミやカキなどです。

これらの肉や魚介類に含まれる鉄分は「ヘム鉄」と呼ばれ、野菜や海草に含まれる「非ヘム鉄」よりも吸収率が高く、その差は最高で20倍ほどにもなると言われています。

とはいえ、「非ヘム鉄」を含む植物性の食品も、食物繊維を多く含み便秘に効くものがあり、おろそかにはできません。

鉄剤で便秘になってしまった! という方には是非オススメです。

大豆(納豆など)やひじきなどが一石二鳥のオススメ食品ですが、その他、ほうれんそうや、小松菜や切り干し大根などで非ヘム鉄もどんどん摂っていきましょう。

鉄剤などの薬は便利なものですが、効果が高いぶん、リスクも伴います。

できるだけ、普段の生活習慣で体調を整えるようにしましょう。

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