これって子宮筋腫かも?便秘だけじゃない、自覚症状のいろいろ

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便秘で悩んでいるときに「子宮筋腫」という言葉がふと心をよぎることはありませんか?

「そういえば、子宮筋腫で便秘になるってどこかで聞いたような……」こんな漠然とした不安感を、正しい知識でぬぐい去りましょう。

まず、子宮筋腫とは、子宮にできるコブ状のカタマリのことです。

いわゆる「良性腫瘍」なので、命に関わることはなく、ガンなどの「悪性腫瘍」のように転移する恐れもありません。

特に自覚症状がないのなら、治療をしなくても別段問題なく、発生しても生涯気づかないまま、ということも多いのです。

つまり「自覚症状がないのなら、不安がる必要はない」という性質の病気なのです。

デリケートな場所にできる「腫瘍」だからといって、必要以上に恐れることはないのです。

しかし、その大きさや位置によっては、体内のさまざまな器官に悪影響をおよぼします。

便秘もその症状のひとつです。肥大した筋腫が直腸を圧迫し、便が出にくくなるのです。

直腸だけでなく、膀胱などの子宮周辺のさまざまな臓器も同じように、筋腫に圧迫されると、頻尿などの排尿障害や腰痛などの、さまざまな問題が起きるのです。

また、上記の圧迫による症状ばかりでなく、子宮の病気だけに生理に悪影響をおよぼすことも多いです。

症状は人それぞれですが、出血量が増える、期間が長引く、生理前に出血する、生理痛がひどくなる、といった問題が起こります。

また、出血の過多により、貧血になることもあります。

便秘に限らず、上記の自覚症状が著しい場合は、婦人科を受診したほうが良いでしょう。

「でも、この程度の症状で病院に行ってもいいのかな?子宮筋腫が原因じゃないのかもしれないし」と悩む必要はありません。

お医者さんは「その程度のことで病院に来たんですか?」とは言わないものです。

クヨクヨと考えすぎず、気軽に検査を受けに行きましょう。

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