なぜ?子供を授かりにくい夫婦増加の原因とは

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近年、子供を授かりにくい夫婦が増加している傾向があります。

それではなぜ、増加しているのでしょうか?

まず、不妊の原因として女性に原因がある場合と男性に原因がある場合、そして両方に原因がある場合の3つの視点があります。

男女に共通している要因は、肥満や痩せ過ぎによるホルモンバランスの低下や自律神経の失調による生殖機能の低下が挙げられます。

メタボリックシンドロームなどの生活習慣病が騒がれる中、肥満者の割合は年々増加の一途です。

肥満がもたらす影響を考えてみましょう。

男性の場合、肥満が原因で血行不良になり動脈硬化が進むと、陰茎が勃起しにくくなります。

また脳の性的興奮が陰茎に伝達されにくくなり、これ等がED(勃起不全)の原因となります。

また、自律神経を失調し、副交感神経が正常に働かなくなると、勃起しにくい状態となります。

副交感神経は強いストレスなどの影響を受けますので、これも近年、子供を授かりにくい夫婦が増加している原因と言えます。

女性の場合、冷え性が大きな原因となりやすいようです。

痩せすぎており、筋肉が少ない方は自分で熱を作り出すことができず、冷えの原因となります。

過度のダイエットもホルモンバランスや自律神経を崩す原因となります。

女性がホルモンバランスを崩すと、生理不順や排卵障害に繋がります。

自律神経の失調は、子宮内膜の厚みをなくしてしまい着床しにくくなるなど、不妊の要因となります。

栄養のある食事を摂り、適度な運動をすることを心がけましょう。

タバコや飲酒との関係も懸念されています。

喫煙者は、非喫煙者と比べて妊娠の確立がかなり減少してしまうという研究もあるようです。

近年では女性の喫煙も増加していますが、特に女性は妊娠中の喫煙は胎児に悪影響を及ぼしますので、早めに禁煙することをお勧めします。

飲酒に関してはタバコほど顕著ではありませんが、やはり不妊症への影響があるようです。

男性の場合は深酒が精巣に影響を与えてしまい、精子を元気な状態で射精することができなくなります。

女性の場合、肝機能の治癒に女性ホルモンが使われるため、ホルモン異常に繋がりかねません。

以上の内容からもわかるように、近年の不妊症の原因は生活習慣病の一部といっても過言ではないでしょう。

職場と家の往復だけの生活や、忙しくて食事を抜いてしまう、睡眠時間が極端に少ないなど、日常生活の乱れが不妊症に繋がっているのです。

その他、晩婚化に伴う高齢出産の増加も要因の一つとなっています。

女性は30歳を過ぎると妊娠する能力が低下をはじめ、妊娠のリスクも高まります。

また、子宮筋腫や子宮内膜症といった女性特有の病気にかかることで、不妊症に繋がる場合も多いようです。

30代での結婚の場合にはできるだけ早めに不妊治療を行うことがお勧めです。

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