カフェインを多く含む飲食物にはコーヒー、コーラ、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココア、チョコレートなどがあります。
カフェインには興奮作用があり、更に「中毒性」があります。
つまりは、日頃から多量にカフェインを摂取している人が急にカフェインを断ってしまうと、禁断症状が現れるのです。
そんなカフェインですが、不妊症との因果関係があるのでしょうか?
カフェインの摂取に関しては、飲酒と同様に過剰の摂取を行わなければ妊娠への影響はないと言われています。
一日の摂取量が、大体コップ5杯分程度の量をこえると妊娠に影響する可能性があると言われています。
起こりうる症状としては不眠や血圧の上昇、中毒症状があります。
妊娠後にはこれらの作用が通常の2倍になると言われています。
せっかく妊娠しても流産を引き起こす要因となりかねないのです。
そのため、過剰に摂取していた人は1日に1杯、もしくは2杯までという決まりを作り、摂取量を調整することが必要です。
しかし、前述の通り、カフェインには中毒性があるためにいきなり極端に量を減らすことは、危険です。
禁断症状は主に頭痛や吐き気といった身体症状ですが、場合によってはうつ状態や不安症状、不眠、緊張といった精神症状が見られることもあります。
これらの精神症状は、不妊症の大きな原因とりかねません。
このような精神症状がストレスの要因となり、自律神経やホルモンのバランスを崩すきっかけとなるかもしれません。
自律神経やホルモンバランスの不調は排卵障害や生理不順、その他生殖機能が低下を招きます。
子供がほしいと思ったらまず、カフェインの量を少しずつ調整し、無理なく量を調整しましょう。
ストレスとなってしまうと逆効果です。
焦る必要はありません。
元気な子供をその手に抱くために、長期的にカフェインの摂取量を許容範囲内に減らしてみることをお勧めします。