不妊症治療でやっと授かることができた子が障害児だったら・・・。

スポンサーリンク

不妊症治療は長くつらいものです。人間は、妊娠が最も難しい動物だといいます。

一ヶ月に一度しかない、少なすぎるチャンスをうまくいかすのは、とてもかんたんなような、非常に難しくて先がないような・・・。あなたはどう思いますか?

長くつらい不妊症治療の果てに、赤ちゃんを授かることができたら、この喜びは何ものにも代えがたいですよね。

今まで自分を追い詰めてきたぶん、涙の出るほどうれしくて安心することです。その気持ちは、経験した人でないとわからないものかもしれません。

しかし、もし、妊娠した胎児が「障害児」だとわかったら。あなたは、どうしますか?

まず考えるのは、我が子の幸せです。

不妊症治療をしている過程で、もしかしたらご両親が年齢を重ねているかもしれません。

そうすると、障害児のお子さんは、お母さん・お父さんと一緒にいられる時間が限られます。

そうすれば残された障害児のお子さんは困ってしまうことになります。障害を抱えながら、ひとりで生きていかなければなりません。

そのことを思えば、障害児とわかった時点で生まれる前に堕ろしてしまえばよいのでは、と思わざるを得ないかもしれません。

また、あなた自身の苦労を考えてもそれは同じです。

障害児であれば、健常者よりも手がかかるのは目に見えています。子どもは、あなたの人生のすべてに、良くも悪くもなるのですから。

一方で、生まれてしまえば、障害児だろうがなかろうが大切なわが子であり区別はできないという考え方もあります。

どんな子どもでも、大切な自分の子であり、顔を見た瞬間(妊娠中もでしょう)愛情がいっぱいになって、誰にも代えがたい可愛いわが子だと思えるといいます。

障害児であろうとなかろうと、運命で結ばれたわが子。

どんなにこの先苦労しても、これが運命なのだから、受け入れる。

そういう考え方もあるでしょう。障害児を育てるのは確かに苦労の連続かもしれませんが、つらいことばかりではありません。

人生には良い時と苦しい時があります。それは障害児であろうとなかろうと一緒です。

あなたの気の持ちようで、幸せの形が変わるはずです。この問題には答えはありません。

不妊症だった・不妊症でなかったというのも、根っこのところでは関係ありません。あなたの人生の捉え方が試されているときなのです。

スポンサーリンク

よろしければシェアお願いします