「不妊症」と「不育症」で悩む方は実にたくさんいます。この両者はどう違うのでしょうか。
「不育症」とは、妊娠しても赤ちゃんが元気に育たずに流産になってしまったりすることの多い症状のことです。
流産はクセになることがあるようで、妊娠はするのですがうまく育たないことが多い場合、不育症といわれるようです。
たいして、「不妊症」は、妊娠すること自体が難しく、なかなか妊娠できないことをいいます。
両者とも赤ちゃんを産むことが困難な点では同じではありますが、妊娠までいくかいかないかで一応区別されているようです。
両者の原因の多くは不明というところでも共通しています。
不育症は、子宮の形が変わっていたり、夫婦ともの染色体が異常であったりすることが原因で起こることもあります。
不妊症もしかりですが、不妊症にはもっといろいろな原因がミックスしているようで判断が非常に難しいです。
両者とも、治療は難しく、また、一般的に時間とお金が非常にかかります。不妊症も不育症も保険がきかない治療があるからです。
具体的な病気がある場合は別ですが、原因不明の不育症・不妊症の場合は、病気と認められないために、保険診療ができないのですね。
健康保険がきかない不妊症・不育症のために、生命保険などで手術の費用をまかなうものがあります。
そういう生命保険をうまく利用するのもよいでしょう。
不育症・不妊症の治療には、たった数ヶ月から1年程度で見事妊娠できる人もあれば、5年・6年以上、
一生懸命に病院に通ってもなかなか望み通り赤ちゃんを産むことができない人もあります。
人によって違うのが悩ましいところですね。
不妊症も不育症も、治療期間が非常に大変で、思いつめてストレスを溜め込んでしまうものです。
そのストレスを解消することで、思わぬタイミングで妊娠できたということが多いのも不思議です。
思いつめるとうまくいくものもうまくいかなくなってしまうのですね。