男性側にも問題がある場合、不妊症の治療方法が変わってくる

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札幌市在住 R.Bさん(30歳)

一般的には不妊症というのは女性側に問題がある、というふうに考えられていると思います。

これはそのとおりで、男性が原因の場合よりも女性が原因の場合のほうが不妊症治療では多いと言われています。

しかしこれは最近の熟年での妊娠なども関係しているので、一概に女性に問題があると言うよりも、社会的な環境に問題があるとも言えるでしょう。

とは言え男性が原因の場合も多いこの不妊症治療ですが、この場合はまたやり方が異なってきます。

まず当然ですが夫婦で病院に行きます。この時が一番恥ずかしい友いわれています。

なんせ自分たちは不妊症なんだ、ということを周りに知らせるようなものですから。精神的な苦痛というのは計り知れないものがあると思います。

そして男性側の精子と女性側の卵子を調べます。この時に健康な状態かどうか、それが問題になってきます。

男性側に治療が必要だとなった場合は、この精子の状態が良くないということになります。そこで精子を元気にする方法が取られるわけです。

ホルモン剤を投与したり、サプリメントを処方したりして治療していきます。

精子を作るために必要なタンパク質であるとか、亜鉛や鉄などのミネラル分などを投与していき、様子を見ていきます。

また、精神的な問題であるとか、元々遺伝的に精子が少ないなどであれば、やり方が変わっていくようです。

最終的には卵子に精子を選んで受精させるという方法が取られるわけですが、これは最終手段とされています。

一般的に男性不妊であろうが女性不妊であろうが、自然交配によって妊娠できることが一番いいと言われています。

ですから、医者も最後にこの手段を持ってくるようにしています。

不妊治療は男性にとってもかなり辛いものがあります。特に周りからのプレッシャーで「子供はまだか?」と言われるのは辛いでしょう。

職場でも家庭でも、できるだけ応援してあげて欲しいと思います。

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