不妊カップルが増加の理由で一番大きいのは、ライフスタイルの変化でしょう。
ストレス社会の現代、男女問わずストレスによってホルモンバランスが崩れ、妊娠能力が下がりやすくなっています。
不規則な生活や、喫煙も、不妊増加に拍車をかけています。
また、女性は、キャリアアップのためには、どうしても出産は後回しになりがち。
しかし、女性が年を重ねるとともに卵子も子宮も年を重ねます。
そのため、妊娠能力が衰えるので不妊になりやすいのです。
その他、性の低年齢化に伴い、知識の乏しい若者たちの間で性病が少しづつ広がり始めています。
性病は放っておくと不妊症になりやすいのですが、知識がないことと、恥ずかしいこととしてなかったことにしてしまおうとする傾向があるため、
治療が遅れ、結果、不妊の原因となるケースが増えています。
食品に使われる添加物の影響もあると言われています。
プラスチック容器の成分が溶け出し、それを食品と共に体内に摂取することで男性の精子の数が減少傾向にあるのです。
保存剤の存在も忘れてはいけません。
保存剤が体内に蓄積されることによって、女性ホルモンの停滞を招き、子宮内膜に悪影響を与え、着床しにくい体を作ることになります。
不妊には様々な原因がありますが、私たちを取り巻く環境は、妊娠出産する環境としては決して、理想的な環境ではないのです。
いかに、妊娠出産に適した環境に持って行くかは自分たち次第なのです。