ストレスと子宮にできる良性腫瘍との関係とは?

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ストレスとは、誰もが感じるものです。ストレスが原因で体調が崩れても、それが強すぎるのでない限り、人間は体調を元に戻す力を持っています。

しかし、ストレスが強すぎると、元に戻すことができず、体のあちこちに異常が現れることは皆さんご存じだと思います。

そのストレスなのですが、実は子宮にできる良性腫瘍にも影響を与えると言われています。それでは、どのような影響があるのか、見ていきたいと思います。

子宮に良性腫瘍ができる原因は、実はまだはっきりしていません。

現段階では、原因の一つとして、エストロゲンというホルモンが関わっていると考えられています。

このエストロゲンは、月経の周期に合わせて分泌量が変わってくるホルモンです。月経直後から分泌量が増え始め、排卵の直前に分泌量が最も多くなります。

もう一つ、月経に関わるホルモンがあります。

それが、プロゲステロンと呼ばれるものです。こちらは、排卵直後から分泌量が増え始め、月経の前に分泌量が多くなります。

この二つのホルモンのバランスが取れているということがとても大切なのですが、ストレスを強く感じると、この二つのホルモンのバランスが崩れてしまいます。

それが、子宮の良性腫瘍を大きくすることに繋がってしまいます。

病気になっていることが分かると、その病気に対する不安などで、ますます調子を崩すことがありますよね。

子宮の良性腫瘍の場合も同じで、腫瘍があるということ自体に不安を感じ、それがストレスとなると、結果として腫瘍がさらに大きくなることに繋がるという悪循環にもなりかねません。

子宮に良性腫瘍ができることは、決して珍しいことではなく、30歳以上であれば20~30パーセントの女性に腫瘍があるとも言われています。

また、良性の腫瘍であるため、症状が出るようであればきちんと治療を進めていくことが必要ですが、そうでなければ経過観察で済む場合もあります。

もちろん、経過観察をしているうちに治療が必要となることもありますが、腫瘍がどのような状態であるのか知っていれば、それほど不安に思うことはありません。

子宮の良性腫瘍がどのようなものであるのか正しく知って、それ自体がストレスの原因とならないように気をつけましょう。

また、それ以外にストレスを感じる要因があるのだとしたら、できるだけそれを溜めこまないように、自分なりに発散できる方法を探してみましょう。

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