腫瘍が子宮にできるとどうして貧血が起こるの?その理由と改善法

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子宮に腫瘍ができた場合、自覚症状が無いこともあるのですが、腫瘍の大きさやできる位置によってはさまざまな症状が見られることがあります。

主なものとしては、子宮の腫瘍が周りの臓器を圧迫することによって起こる便秘や頻尿、月経の異常などがあります。

ところで、子宮に腫瘍ができていて、それが良性の場合は子宮筋腫と呼ばれますが、その子宮筋腫と貧血には関係があるということをご存知の方はいらっしゃるでしょうか?

貧血の原因も色々考えられるのですが、その中の一つとして子宮筋腫が影響していることがあります。

そこで、なぜ子宮筋腫が貧血に関わってくるのか、その理由を見ていきたいと思います。

先ほど、子宮筋腫の症状として月経の異常を挙げましたが、この異常というのは、出血量が多くなる、出血する期間が長くなるというものです。

そうなると、失われる血液の量が増えるため、貧血が起こります。さらに、子宮筋腫に血液を奪われることも貧血を進める要因となっています。

貧血になると、疲れやすくなったり頭痛や肩こりがしたりなどの症状が出ます。さらに、動悸や息切れがしたり、めまいが起こったりすることもあります。

その上、貧血になると心臓に負担が掛かることになり、その結果として体の機能が低下し、免疫力が下がることになります。

このように見てみると、貧血は多くの症状を引き起こし、免疫力も下げてしまう危険なものであるということがわかります。

それでは、次に子宮筋腫が原因となる貧血の改善法について考えてみましょう。

当然と言えはそうなのですが、まず一番に考えられるのはやはり子宮筋腫自体を治療し、子宮筋腫が原因となる貧血が起こらないようにすることです。

そのため、貧血が進むようであれば、子宮筋腫の治療を考えてみましょう。

また、貧血が軽いようであれば、鉄剤を処方してもらうなど、対症療法で対応できる場合もあります。

子宮筋腫が原因となる貧血は、多くの場合鉄欠乏性貧血なので、鉄分を多く含む食事を心掛けることも改善に繋がります。

しかし、子宮筋腫が大きくなってきたり、できている場所が悪かったりしたら、食事療法だけでは対応しきれないこともあります。

そのため、貧血がひどくなるようであれば、やはり根本的な原因となる子宮筋腫を治療することを考えるべきです。

以上のように、子宮筋腫は貧血の原因にもなりえます。

貧血と子宮筋腫は直接結びつきにくいかもしれませんが、貧血の原因となることがあることを知って、貧血が疑われるようであれば早めに血液検査を受けるようにしましょう。

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