良性腫瘍が子宮にできたらどうして便秘になるの?

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子宮筋腫とは、子宮内にできる良性腫瘍のことですが、実際には子宮筋腫ができていても気づかれないことも多い病気です。

それは、子宮筋腫の症状は出ないこともあれば、子宮筋腫とは結びつきにくい、それ以外のことが原因となっても起こりうる症状が出る場合もあることが理由として考えられます。

その一つとして、便秘があります。便秘の原因となることはいろいろ考えられますよね。

そのため、便秘と聞いてもすぐに子宮筋腫と結び付けて考えることは少ないと言えます。ところで、子宮に良性腫瘍ができたら、なぜ便秘になるのでしょうか?

便秘は、腫瘍ができたらすぐに起こるものではなく、子宮内の腫瘍がが大きくなってから見られる症状となります。

それは、大きくなった腫瘍が、腸を圧迫することが原因となって起こる症状だからです。このタイプの便秘は、便が固くなって出にくくなるというものです。

さらに、便が出にくいだけではなく、吐き気や腹痛を伴うこともあります。また、出血を引き起こすこともあり得ます。

そのため、便秘対策をすることも大切です。子宮の腫瘍が原因で起こる便秘になった場合は、便を軟らかくすることが必要なので、食物繊維を多く取ることを心掛けましょう。

逆に、薬の使用はあまりお勧めできません。このタイプの便秘は、長期間にわたって続くことになるので、薬を使用し続けると効果が低下してしまうからです。

さらに、薬を使用すると、腸に刺激を与えることになりますが、その影響が子宮にも及んでしまうので、そういった意味からもあまりいいとは言えません。

便秘だけではすぐに子宮の腫瘍とは結びつきにくいですが、子宮に腫瘍ができている場合、月経の際に出血量が多くなったり、

月経の期間が長くなったりという変化が見られることが多くなります。

そのため、それらの症状も合わせて、疑わしい点があれば、一度検査を受けておきましょう。

同じ便秘でも、原因によって対策は変わってきますので、その原因を知ることが大切です。

そういった意味でも、子宮の良性腫瘍が便秘を引き起こすこともあると言うことを知っておきましょう。

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