子宮の中に硬い腫瘍があっても無事に出産できるのか

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子宮筋腫はたくさんの女性がなるであろう、そしてなっていると言われている病気です。

発症していても自覚症状があまり無いため病気に気がつかない人がたくさんいます。

発症年齢の多くは40代に入ってからですが、近年では初潮を迎える年齢がどんどん若年化しているために、20代で発症することもめずらしくありません。

逆に出産年齢はどんどん高齢化しているので、より多くの出産を控えた女性たちが筋腫と出産が同時にあることに向き合わなくてはならない時代になりました。

子宮筋腫は子宮にできる腫瘍ですが、ほとんどの場合が良性でとくに治療の必要がありません。

そして妊娠中に生成されるホルモンの影響で筋腫はどんどん大きくなりますが、同時にどんどん柔らかくなるのでお腹の赤ちゃんにはあまり影響がないことが多いです。

しかし筋腫のできた場所が赤ちゃんの出口に近い場所だったりすると、帝王切開になることがあります。

筋腫は妊娠の影響で柔らかくなっているのでうまく赤ちゃんが降りてくれば自然分娩も可能です。

ただし分娩時になってみないとどういうふうに降りてくるかはわからないので、赤ちゃんの様子を見ながら自然分娩か、帝王切開かが決定されます。

さらに筋腫から出血していることが原因で貧血がひどかったりすると、まれにですがお腹に赤ちゃんがいるまま筋腫を取る手術が行なわれることもあります。

しかし妊娠中に子宮を傷つけてしまうので、流産や早産のリスクが伴います。

なので貧血のリスクがよほど高くない場合は薬でなんとか抑えることが多いようです。

ほとんどの方は筋腫があっても、妊娠中とくに気をつけることはありませんが、妊娠中なので普通の妊婦さんと同じように無理をしない生活を心がけてください。

そして筋腫が痛むこともあります。何か違和感を感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

かわいいあかちゃんに会うために無事に出産を乗り越えてください。

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