女性の加齢臭

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加齢臭は中年男性のイメージが強くありますが、女性にも起こる症状です。男性の方が女性よりも皮脂分泌量が多いので、一般的に男性に加齢臭は発生しやすいでしょう。

しかし、女性も顔や胸、背中などは皮脂腺の多い個所です。油断すると女性でも30歳前後から加齢臭が発生する場合もあるので、臭いには敏感でありたいものです。

女性が加齢臭を発生しやすくなるのは閉経後です。加齢臭の発生時期は男性よりも10年ほど遅れてきます。

それは、閉経するまでは女性ホルモンによって体のバランスが守られているからです。しかし50・60代になって閉経すると、女性ホルモンの分泌が減ってしまいます。

そうなると身体のホルモンバランスが崩れ、条件は男性とまったく同じです。閉経前の女性は、女性ホルモンによって酸化に対する抑制力が男性よりも強いとされています。

なぜなら女性には妊娠・出産があります。子孫を残すため、自然と身体が作り上げた仕組みなのです。他にも女性の加齢臭の原因は考えられます。

女性は妊娠・出産のため、身体には皮下脂肪がつきやすい体質です。筋肉量が少なく運動しても燃焼しにくいため、一度脂肪がつくと落とすのが難しくなります。

肥満は加齢臭の原因の一つです。また、更年期障害も原因に考えられています。女性は特に匂いに敏感です。

生活習慣や食事の改善で、加齢臭の分泌を抑えることができます。素肌の清潔を保ち、衣服の消臭を心がけるとより効果的でしょう。

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加齢臭と口臭

加齢臭が発生する年齢は、男女ともに40歳前後とされています。それは身体の機能が若いころとは違って少しずつ衰えが見え隠れする年齢でもある、ということです。

その年代になると、加齢臭だけでなく口臭も気になるという人が増えています。口臭の原因はいくつかあります。

加齢が原因の場合、歯茎の衰えが考えられます。年齢を重ねるとともに歯茎がやせ、歯に生じた隙間に食べカスがつまりやすくなります。

これが腐って口臭となるのです。これらを防ぐには、丁寧な歯磨きと歯茎のマッサージが大切です。歯磨きをおろそかにすると、口臭だけではなく虫歯や歯槽膿漏の原因にもなります。

歯ブラシを歯の表面に当てるだけではなく、歯と歯の間を意識して隅々までしっかりと磨きましょう。

しかし、歯周病など歯の病気にすでにかかっている人は歯ブラシをいくら丁寧にしても口臭は改善されません。

歯科へ行って治療することが必要です。口臭の原因には舌の汚れも関係しています。舌には苔のような汚れが付着しています。

歯ブラシで優しく数回、舌の表面をなでるだけで汚れをかなり落とすことができます。強くこすると舌を傷つけるので注意しましょう。

また、内臓の病気が関係して口臭が発生していることがあります。胃で発生した異常ガスが原因の場合、何らかの胃の病気の疑いがあります。

歯ブラシを徹底し、口内環境をよくしても口臭が改善されない場合、一度病院で相談してみるのもいいでしょう。

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