加齢臭を香水で消す

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香水は様々な香りがあります。妖艶な香り、甘いお菓子のような香り、さわやかなせっけんのような香りなど、人の好みもまた様々です。

加齢臭が気になるので香水を使っている、という人は実はたくさんいるのではないでしょうか。

香水は一つの香りを持続することはありません。香りは混ざり合い、また別の香りに変化します。

香水には消臭効果はなく、加齢臭をごまかすにしてもその効果は一時的なものです。香水をつける場所によって逆にひどい臭いに変わってしまう場合もあるのです。

汗をよくかく脇や背中などは、香水の香りと体臭、加齢臭が重なっていい香りどころか悪臭になってしまいます。

また、加齢臭を気にして香水を使いすぎてしまうのも問題です。

周囲の人に「香水の臭いがきつい」と感じさせてしまっては、せっかくのいい「香り」も「臭い」に変わってしまいます。

加齢臭対策で香水をつける場合、消臭スプレーなどで体臭を一度消してから薄く香りを身体に乗せるほうがより効果的です。

すれ違った時に、ほんのかすかにふわっと香るぐらいがベストでしょう。香水の付け方は、空中に一度香水をスプレーして、その下をゆっくり歩きます。

そうすることで、身体全体にまんべんなく薄く香水の香りを乗せることができます。加齢臭は外側の一時的なケアよりも、根本である内側のケアが最も大切です。

毎日の生活習慣や食事を見直し、改善していくことで身体の内側からきれいにしていきましょう。

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何歳から加齢臭?

加齢臭は俗に「オヤジ臭」ともいわれ、この症状が出たらもう中高年の仲間入りのように思われていました。

特に男性の症状と考えられていましたが、加齢臭は女性にも起こりえます。また、加齢臭は決して中高年のものだけではないのです。

加齢臭の根源は、脂肪酸と過酸化脂質が結びついてできるノネナールという物質です。現代社会に住む私達は、何らかのストレスにさらされて毎日を過ごしています。

この過酸化脂質が増加するのは、活性酸素が体内で大量に発生したときです。その原因のひとつに、ストレスが考えられています。

ストレスを感じれば感じるほど活性酸素は増え、加齢臭の原因である過酸化脂質も増加するのです。

そのため、20代の若い世代でも加齢臭が発生することがあります。また、飲酒やたばこなどによる生活習慣でも加齢臭は発生しやすくなるのです。

しかし、やはり加齢による原因は大きいようです。加齢臭は大手化粧品メーカーの資生堂によって、科学的に証明されました。

20~70歳の男女のポロシャツに付着した成分を調べたところ、40歳以降の年代から特有の体臭成分ノネナールが検出されました。

これは若い世代にはあまり検出されない物質だったため、加齢臭の原因として特定されたのです。

男女とも40歳以上になると酸化に対する抑制力が低下するため、脂肪酸と過酸化脂質の分泌が増加する傾向にあります。

生活習慣を改めストレスをためずに加齢臭を予防していきたいものです。

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